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医学のたまご (角川文庫)

医学のたまご (角川文庫)

医学のたまご (角川文庫)

作家
海堂尊
ヨシタケシンスケ
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-04-24
ISBN
9784041083307
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医学のたまご (角川文庫) / 感想・レビュー

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★グラスハート★

2.0 エッセイのようなものだろうと思いタイトル買いしていたけど、違った。 父がゲーム理論の世界的権威者で、息子中1の曽根崎香くんが全国統一潜在能力試験で全国一位とってしまい、飛び級で東城大医学部の研究室に入ることになってしまった。 教授のクソさ、スーパー高校生佐々木君や桃倉さんのカッコよさ。父のゲーム理論で詰めていくさまがカッコよかったね。

2021/10/18

saga

『モルフェウスの領域』で登場した曾根崎教授の息子が今度の主人公だ。それに、あのアツシがスーパー高校生医学生として登場する。主人公カオルは、網膜芽腫の研究に関する象牙の塔の暗闇に引きずり込まれる。中学生のエエカッコシイと素直さが、物語の流れの中で良く表現された。バチスタの面々も、高階学長、田口教授、如月ショコちゃんは看護師長と、皆さん偉くなっていた(笑) 2008年に刊行された本書は、2022年の未来を描き、2020年に文庫化されたものを読む不思議な感覚を味わった。

2023/06/22

あつこんぐ

《カドフェス2020》久しく海堂作品から遠ざかっていたのですが、高階院長や田口先生の名前を見たら『バチスタ…』から読み直したくなりました。海堂作品は所々リンクしているので知っている名前を見ると嬉しくなりますね。中高生向けに書かれた話なのでのめり込むようには読めませんでしたが、あとがきの海堂先生の言葉が卒業式の日に担任の先生がかけてくれる言葉のようでちょっとじーんとしました。これから関連本を掘りおこしたいと思います。

2021/02/19

KEI

「チームバチスタ」を読んだのはここに登録する前で最後に桜宮シリーズを読んだのも多分8年ぶりだと思う。今回の主人公は中1の曽根崎香くん、父がゲーム理論の世界的権威者で、ひょんな事から飛び級をして東城大医学部の研究室に入ることになってしまった。医学の研究ってこんな風にしているのか?と思いながら読んでいたが、藤田教授のワル振りにはありそうだった。スーパー高校生の佐々木君や桃倉さんに支えてもらいながら、正しい事を毅然として言える主人公や彼の父親が魅力的だった。続編もあるらしいので読みたい。

2021/09/25

楽駿@新潮部

品川図書館本。【カドフェス2020】シリーズ物の続編だったようだが、これだけで読んでも、勧善懲悪系で面白い。歴史だけが得意で、数学や英語の苦手な中学生が、潜在能力テストでいきなりに日本一になった。実はこれには裏がある。この少年、薫の父が、このテストを作った張本人。試作品のテストに挑戦していたからの高得点。そのせいで、飛び級して大学の医学部で、研究をすることに。しかし、そこに集うは、医学の研究に真摯に取り組む人ばかりではなかった。マスコミ操作でズルをする教授も。さて、薫は罠に嵌ってしまうのか?父の策略は?

2020/09/09

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