氷獄
氷獄 / 感想・レビュー
starbro
海堂 尊は、新作中心に読んでいる作家です。チームバチスタシリーズも読み続けています。本シリーズは、少し飽きが来ている気もしますが、ポーラースターやカストロの影響も出ており、楽しく読了しました。まだまだ続きそうです。
2019/08/30
いつでも母さん
バチスタシリーズ最新作。『チーム・バチスタ』面白かったなぁと懐かしい。海堂さん、久しぶりに読んだ。タイトル作と巻頭の『双生』が良かった。氷室先生、何処かで生きてらっしゃいますよね。と思うものの、随分遠くに来ちゃった感じ。やっぱりもう卒業かな私。レビューにもなってないけれど・・(汗)
2019/09/27
zero1
バチスタ・シリーズを、ずっと読んでいる人にとって各エピソードの【その後】を知る短編四つ。「双生」は桜宮姉妹が痴呆症に挑むが病の裏に病あり。「星宿」は髄膜腫の少年に南十字を見せたい如月翔子。願いは叶う?「黎明」は末期の膵がん患者に希望はある?田口が真相に迫る。「氷獄」はバチスタ事件の裁判で氷室の弁護士、日高正義の視点で進む。彦根や世良、白鳥、斑鳩などが登場。医学と司法の関係について厳しく指摘。現実の事件がベースに(後述)。結末は意外。名セリフ多し(後述)。私は惰性で読んでいるが、作品世界の広さは流石。
2020/09/26
うっちー
白鳥の毒舌が懐かしかった
2019/08/18
Yunemo
戻ってきた海堂ワールド、10年も前に読み続けたこの世界が再び。まずこんな感触かな。このところゲバラのほうに移ってしまって、ちょっと寂しい想いになってたのも事実。それにしても表題作は、白鳥こと火喰い鳥の独壇場、田口先生の凡庸さをもう少し出してくれたらなぁ、との想いも。4編を通して懐かしいメンバー達の動きに、さらに磨きがかかってた。でも、「チーム・バチスタの栄光」を読んだのが2008年、氷室医師が何をしたのかって、はっきり覚えてません。医療と司法問題は当時から物語のベース、本作、日高弁護士の成長物語と捉えて。
2019/08/25
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