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縁切寺お助け帖 姉弟ふたり (角川文庫)

縁切寺お助け帖 姉弟ふたり (角川文庫)

縁切寺お助け帖 姉弟ふたり (角川文庫)

作家
田牧大和
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-01-23
ISBN
9784041084434
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縁切寺お助け帖 姉弟ふたり (角川文庫) / 感想・レビュー

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タイ子

鎌倉東慶寺、通称縁切寺。ここに駆け込むのは夫婦や許嫁の諍いばかりではない。今回は息子との仲が上手く行かず家を出たという訳ありの老女。家族の問題は切ない。そして、姉弟が駆け込む話は謎めいていて明らかになるほどに寺社奉行と東慶寺の関係が絡んできてサスペンスタッチで面白い。女剣士の茜とその仲間たちが絆と人情で駆け込み人を温かくも厳しく包むシリーズ第2弾。彼らにはこの場所があって本当に良かった。

2020/03/03

後が無くなった女性に手を差し伸べるだけじゃ無く、『巨悪と対峙する』そんな雰囲気になってきた。みんなの個性が視えてきてよりストーリーに入り込める。

2020/04/09

あかは

今回のは三編中二つ目と三つ目が繋がってます。茜さんかっこいい‼️大活躍です。法秀尼さまもさすがです。すっとしたー!読後は後半の話に引き付けられますが、一つ目もなかなか切ないよいお話です。まあ、実際にはこうはうまく行かないのかもですが、お話の中だけでも皆がよかったね、と思えるのは気持ちがよいです。

2020/03/29

のんちゃん

江戸時代、鎌倉縁切り寺、東慶寺での騒動を描く物語、第二弾。先に読んだ夫が「今作は前作以上に大スペクタクル!」と言っていたが、その通りで、東慶寺を統べる寺社奉行の悪巧みが絡む物語が主となる。でも絶対に勧善懲悪なのがわかっているので、安心して読める。新型コロナ蔓延で不安な気持ちの今、このような作品は大事。東慶寺を守る女剣士茜の活躍とだんだんにほぐれてくる心情をまだ読みたいので、続編を期待している。

2021/11/14

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「縁切寺お助け帖」の続編。前作に引続き、東慶寺に駆け込んだ女性達を助ける物語。副題の“姉弟ふたり”の梓と辰五郎の話が凄く素敵です。愛の形も色々なんですね。茜の前身、東慶寺の政治的な立場等のエピソードも語られ、読み応えがあり、且つ安定の勧善懲悪!読後感は極上です。続きが読みたいです。シリーズ化して欲しいです。

2022/07/23

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