雪の女王 アンデルセン童話集 (角川文庫)
雪の女王 アンデルセン童話集 (角川文庫) / 感想・レビュー
ちえ
「みにくいアヒルの子」「赤い靴」「雪の女王」どれも短くした話しか知らなかったなあ。風景や人物描写に現れるアンデルセンの豊かな観察力、表現力に引き込まれる。短いけれど「鐘」がこの中では一番好き(今はだけど)。我が子をさらった死神を追っていく「ある母親の物語」も忘れ難い。表紙の絵もとても好み。
2019/12/28
うなぎ
ブックオフで表紙のかわいさと冬らしいものが読みたいとゲット。アンデルセンってカラフルでファンタジックで可愛らしいものをいっぱい出して、もし自分が子供だったらわあ素敵と思って、大人になると結構グサグサくる事をガンガン盛り込んでるのね。雪の女王の冒頭の悪魔が作り出した物が歪んで見える鏡が嫌だわ。これの破片、私の心臓と目玉にいっぱい突き刺さってるだろうなぁ。モミの木って話もなんかグサグサするし、ある母親の話は悲しい。赤い靴はビジュアルがホラーで、むしろ映像化してほしいくらい。
2023/01/02
Kana
アンデルセンの童話集は子供の頃に読んでいた。うろ覚えだし今読んでみたらどうなんだろうと思って購入。子供の頃に読んでいたのとは少し違っていたかも。『赤い靴も』少し怖い内容だった。
2019/10/21
まこ
今回初めて読む著者の作品は表題作と「モミの木」。「モミの木」はその前に収録されている「みにくいアヒルの子」と合わせて、人の勝手に利用される動物ってこんな感じ?。表題作は、「アナ雪」はどこまでこれを参考にしたのか。エルサがカイと女王の両方のポジなんだな。
2021/03/25
メルキド出版
「みにくいアヒルの子」訳者の山室静が「近代文学」(本多秋五)の創刊メンバーでアツい。
2023/04/23
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