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生還せよ (角川文庫)

生還せよ (角川文庫)

生還せよ (角川文庫)

作家
福田和代
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-01-23
ISBN
9784041087497
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生還せよ (角川文庫) / 感想・レビュー

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きあら

安濃シリーズの3作目。日本の技術の流出を防ぐ為に泊里と共にシンガポールに向うが、泊里は攫われパキスタンまで連れて行かれてしまう。これまでの空自、海自から一転、陸自の番の今回は主軸がスパイへと移る。これまでは真樹とのコンビも良かったけど、泊里とのコンビもなかなか。前作までのイ•ソンミョクと亜州が絡まなかったのが残念。何かAN通信みたいだった。

2023/03/13

mike_sugino

kindle版で三作を読了。筆者曰く「自衛隊一運の悪い男」安濃三部作でした。一作目では元上官のテロに自ら突入して行き、二作目では某国に拉致され、本作では内閣官房の調査機関に出向されたが防衛情報の情報漏洩を調査している最中に殺人事件に巻き込まれる。相変わらず安濃は野生の勘で突き進む。ここでサブストーリーとして浮かび上がるのが某ドラマで話題になった「別班」。別班に関する本も読んだが、現代の諜報では時代遅れ。「戦争は始めてしまうと終わらない」という言葉が重かった。加害者もPTSDなどに苦しんでいる。

2023/10/12

ゆるる

(2022-60)安濃シリーズ第3弾。いよいよ本格的に安濃が動く!!って感じで、3作の中でいちばん好きかもしれない。自分のなすべきことに対して、他人を欺き利用するようになるなんて。紗代との関係も気になるし続編期待してます。

2022/09/12

ちゃーりー

新年、読了一冊目。「安濃将文」シリーズ、となっていることを、「あとがき」で知りました。陸自のレンジャーなどではない、比較的普通の自衛官が主人公でありながら、華僑や、イスラム過激派、国際的な武器商人たちとの、シンガポールや、パキスタンなど、アジア大陸を舞台とした冒険譚は、ファンタジーになり過ぎないように抑えつつも、壮大で、とてもスリリングな読み物でした。アールの存在や、安濃と妻との関係などを考えれば、続編に期待したいところです。

2021/01/02

Hideo

福田さんの「せよせよ」シリーズ?第三弾。今回は舞台がシンガポールで主人公の自衛官安濃が活躍。追跡道中、特にパキスタンでは色々うまくいきすぎ感があるものの、、、謎の協力者の70年黙った秘密には、こんな話もあるかも...まぁ時代的に(刊行時の)2015年が書ける最後ってのもそうかもね。2020年前代未聞のコロナ脅威後の世界はどう進む...

2020/05/07

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