キル・リスト 下 (角川文庫)
キル・リスト 下 (角川文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
下巻では、インターネットを駆使したテロリストがどのような人物かということが明確になり、テロハンターがその居場所をつかもうとハッカーなどを利用して突き止めていきます。モサドの潜伏要員などの助けを借りながら排除に成功します。途中にソマリアの海賊などの話も出てきたりします。
2020/04/18
マルコ(Marco)
ソマリアの情勢と、失敗国家と揶揄された要因がハッキリ理解出来る分、何度か読み戻し。そして、かつて世間を騒がせた海賊ビジネスも登場。これがどう<説教師>と繋がるか?工作に次ぐ工作、大統領や首相の許可取りや、英国に華を持たせるお約束アリ。作戦決行は非常に短いけど、現実もそんなものかと思う。ソマリアを題材にした『ブラックホークダウン』は、今観ても面白い映画。訳が『幻の女』の黒原敏行氏に変わって3作目だが、かつての篠原慎氏がしっくり来る。クルアーン(コーラン)は良いが、ロイヤルティー(ロイヤリティー)は無い。
2020/03/21
きょちょ
ハイテクによる追跡もそれなりに面白いんだけど、なんだかなあ・・・。 まず、迫力には欠けるね。 それと追う側に危険がないのもいまいちね。 しとめるときは、無人機でなく一応人間たちを刺客にするのだけれど・・・。 そして文章が何というか「報道文」か「説明文」みたいで、大変読みづらかったし、場面がしょっちゅう変わるので、誰が誰やら混乱したよ~。 フォーサイスはいまだに現役だが、物を書くという情熱は若いころよりは無くなったように感じる作品だった。 読み終えるのに時間かかったよ~。 ★★
2020/08/04
しましまこ
サクッと終わっちゃった。復讐になっちゃったからなあ…
2020/02/11
GOTI
☆☆☆☆怒涛の一気読みでした。危機的状況に陥ることがなく、何もかもがうまく行き過ぎかなぁ。「追跡者(トラッカー)」はアスペルガー症候群、広場恐怖症ではあるがハッキングの天才「エアリエル」を助手として「説教者(プリーチャー)」の隠れ家や支援者を突き止め、追い詰める。そして最精鋭パスファインダー小隊とともに無法地帯と化しているソマリアへ。
2024/04/07
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