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天涯の楽土 (角川文庫)

天涯の楽土 (角川文庫)

天涯の楽土 (角川文庫)

作家
篠原悠希
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-02-21
ISBN
9784041091210
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天涯の楽土 (角川文庫) / 感想・レビュー

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よっち

弥生時代後期。久慈島と呼ばれる九州北部の里で平和に暮らしていた少年隼人。津櫛邦の急襲により里を燃やされて家族と引き離され奴隷にされた彼が、敵方の剣奴の少年・鷹士に命を救われる和風古代ファンタジー。過酷な奴隷生活にたびたび反発し、周囲から痛めつけられる隼人を救ってくれる鷹士。次第に距離を縮めてゆく彼らが久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まる中、隼人は生い立ちの秘密を知り仲間たちと島の平和を取り戻すため、失われた神宝の探索に向かう展開はなかなか壮大で良かったです。続きが出るようならまた読んでみたいですね。

2020/02/23

ぐっち

作者さんのデビュー作。古代九州を舞台にした少年たちの物語。「空色勾玉」とか好きなのかな?と思わせる雰囲気。拾われる前の記憶がない隼人に、渡来人を母に持つ鷹人のボーイミーツボーイな物語。うちの田舎にも訪れてくれてうれしい。今月末に続編が出るらしいので楽しみです。

2020/07/18

MATSU

この作家さんのシリーズを読んでいたのでこちらも。デビュー作なんですね。なんか漢字が難しくて😅読めないまま終わった所も多々。でも、面白かったです。ただ、主人公もう少し考えて❗って思う所が多かったですね。まぁそこが隼人なんですが。続きもあるそうなので、二人の関係がどうなっていくのが楽しみです🎵

2022/04/23

Nagomin

古代の九州を舞台とした和風の骨太ファンタジーで、好みの設定だったため、一気読みしてしまった。神話が絡められており、以前、九州旅行に行った際に知った、日向神話などが思いだされ、楽しんで読めた。隼人と饒速が強い絆で、結ばれており、隼人が怪我をするたびに、饒速が痛みを吸い取り、代わりに引き受けていたというのには、感動させられた。また、隼人と鷹士の出会いが、邦の運命をどう変えていくことになるのか続きが楽しみだと思った。

2021/07/08

うめきち

弥生時代の2人の少年。冷静沈着な鷹士がいい。まるで金椛国シリーズの玄月さんのようで。家族に会えるといいなぁと思います。続編も楽しみです。

2023/01/22

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