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宮廷神官物語 十一 (角川文庫)

宮廷神官物語 十一 (角川文庫)

宮廷神官物語 十一 (角川文庫)

作家
榎田ユウリ
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-06-12
ISBN
9784041091265
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宮廷神官物語 十一 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ミュポトワ@猫mode

宮廷神官物語、(とりあえずの)最終巻の11巻を読了しました。いや~面白かった!全巻読むのに1年くらいかかったんじゃないかな?最新刊を買っては積んで、を3回繰り返し、最後は怒涛のように一気読みさせていただきました。いやはや、とてつもないドロドロ展開と良くわからない涙で、脳が沸騰してますwはじめはこんなにも心揺さぶられるとは思わず、ただ面白そうだったので手に取っただけなんですけど、まさにこの本を読んで、感想書いてくれた皆さんに感謝って感じですね。しばらくは余韻に浸りたい気もするけど、沸騰なんとかしなきゃなw

2020/07/29

りゅう☆

記憶をなくした鶏冠。苑遊に協力を求めるも、やっとの思いで天青が手に入れた宦官日記を失うことに。でもそれ以上に鶏冠に元に戻ってもらいたい。天青の命懸けの思いに胸が熱くなる。鶏冠の出生の秘密、葉寧との確執、苑遊の過去、曹鉄の立場。もうね、色々なことがあり過ぎて全てがクライマックス。そして大神官選定日でまさかの出来事が…。あの苑遊が驚きの行動に。鶏冠を思う苑遊から天青への手紙は涙なしでは読めない。大満足の結末…と思ってたら、まさかの続編に歓喜!彼らのその後に出会えることが本当に嬉しい!【読んだ本1999冊目!】

2021/08/09

ぽんすけ

読み終わった。ううう苑遊様;;あなたの深い孤独と悲しみが痛い。作品としてはきれいにまとまったしみんなが納得いくハッピーエンドだったけど、心の何処かで苑遊様と行ってあげてよ鶏冠、あの人たった一人なんだよ、これからもずっとあんたを想ってるよと言いたくなる。鶏冠と遠い田舎で静かに慎ましく暮らしたいって本心からの願望やん!そんで天青への最後の手紙!泣くわ;;でも遠く離れても鶏冠の心にも苑遊様は住み続けていくよね。はぁ余韻がすごい。そして最後、天青いい青年になって。鶏冠をしっかり支えてくれてるのね、ありがとう!!

2021/04/20

ケロリーヌ@ベルばら同盟

冒頭の美しく哀切な文章は誰の思い出であるのか。この物語を読み続け遂に最終巻に至った読者には自明の理だろう。愛する者と引き離され出自を隠し神に仕える神官。山深い寒村で蔑まれ育った孤児。幼き日目の前で母を殺された若者。貴い立場にありながら弱者に思いを寄せる王子。それぞれに喪失の傷みを抱えた者達が数多の困難に遭いながらも深い絆で結ばれ、王国を覆う暗雲を吹き払う清冽な意志と力を育み成長して行く。構成の妙と魅力的な登場人物、張り巡らされた伏線の見事さに、ぐいぐいと読まされた。白虎と慧眼児を戴く麗しの王国よ永遠なれ。

2022/11/07

よっち

幼い頃に生き別れた弟・葉寧の恋人を救い出したものの、落馬して記憶喪失となってしまう鶏冠。天青は重要な証拠を手にし宮中へ戻り、混乱の中、大神官選定の日は刻々と近づく第十四弾。記憶喪失の鶏冠と対面し過去の真実を知る葉寧。鶏冠の記憶を取り戻すためには苑遊の協力が必須と知り苦悩する天青。苑遊の複雑な心中には何か微笑ましい気持ちにもなりましたけど、紆余曲折の末に何だかんだでいい感じに収まって良かったです。それにしても櫻嵐のお相手は誰なのかものすごく気になるので、書き下ろしの続編にはそのあたりもよろしくお願いします。

2020/07/09

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