Another 2001
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Another 2001 / 感想・レビュー
starbro
綾辻 行人は、新作中心に読んでいる作家です。久々のAnother シリーズ、今年読んだ本の中で二番目の頁数、800頁超なので一瞬怯みましたが、文字がソーシャル・ディスタンスしていて密ではないので、1日半で読めました。本書は、夜見山青春災厄怪奇譚でした。LAST1作でシリーズ完結のようです。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/4861 https://kadobun.jp/special/another/
2020/10/27
nobby
ようやく自分も逃げ遂せた!その災厄から脱して浸るのは安堵と悲哀…物語の舞台は本編の3年後2001年、“ある年”を迎えた三年三組にまた押し寄せる史上最悪の惨劇…エピソードSも合わせて踏襲する〈超自然的な自然現象〉設定や人物背景はお見事!前半で存在し得ない名前を目にした衝撃から、今作は死者の正体は分かっての展開に気付かされるのが憎い!そして夢中で追うのは止めるための方策に如何に結びつけるのか!?悲しくもキリがついたと思った所で残り300頁…そこからの怒濤の殺戮が恐ろしや…よくぞ導かれた収束に感嘆そして大満足♬
2020/11/02
さくりや
面白かった‼︎流石の綾辻行人、流石の「Another」シリーズ、文句無しの名作。前作について友人が「主人公が目撃する死は首を切る死に方」と指摘していてたいへん興味深く感じたが、本作でも同様の指摘ができる。想の榊原へのダブルバインドが気になる点の1つ。同じ小説は好まない、でも頼りにはしているし言うことは聞く。「胸が痛む」のも榊原から想への踏襲だし、実はミステリやらホラー要素以外でも語れるんだよなあ
2020/10/02
たか
対策は万全のはず、なのに何故? 「Another シリーズ」第3弾、前作から3年、あの 夜見北中3年3組、今年は <ある年> だった·····。 前作「エピソードS」の比良塚想が <災厄> に立ち向かう。物語は緩急があり会話形式で読み易い。かなりの早い段階で衝撃が走る。 3年前 <災厄> は止められた、自分が想と同調し恐怖の感情へと誘われる。鍵を握る鳴、恒一の再登場に読み手の興奮は止まらず、ずっと読んでいたい。 学園ホラーミステリー「Another シリーズ」の続編に期待がワクワクだ。 ★★★★★ 5.0
2021/01/26
cinos
分厚いのに一気読み、最高に面白かった。後半の畳みかける展開は登場人物たちと一緒に、あれ、どうしてと引きずり回される感じでした。あの事件もまさか災厄かと思ってしまいました。続編があるとのことで楽しみです。
2020/10/20
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