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鹿の王 水底の橋 (角川文庫)

鹿の王 水底の橋 (角川文庫)

鹿の王 水底の橋 (角川文庫)

作家
上橋菜穂子
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-06-12
ISBN
9784041092927
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鹿の王 水底の橋 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ミュポトワ@猫mode

鹿の王 水底の橋、読了しました。コロナ禍で医療ファンタジーを読むという乙なことをしてしまいましたwっておちゃらけてるけど、本の内容はいたくまじめなもので、かなり哲学的だと思います。陰謀説部分は複雑すぎて難解ですがw鹿の王本編含め、このコロナ禍に今、一度読んで欲しいって思いました。それで、解説にもありましたが、堪えきった後に再読して懐かしむのもいいのかもしれないです。最初、この番外編がヴァンとユナの話ではないことに落胆していましたが、読んでよかったと思います。読むならやっぱ、コロナ禍の今なのだと思うのです。

2020/08/19

白いワンコ

本編「鹿の王」はデュアルストーリー仕立てだったが、本作はシンプルな構成になり、医療ファンタジーとして実に読み応えある作品となっている。もつれた糸の解きほぐしは、予想の範囲を大きく逸脱しない。それでいて、結末は大きく予想を上回るものだ。優劣を論じるべきではないとはいえ、本編よりページを捲る手が進んだことは間違いない。快作でした

2021/08/12

あきぽん

カドフェス2020より。ファンタジー世界を舞台にした重厚な医療ミステリ。剣も魔法も登場しない。現実逃避のためのファンタジーもあるけれど、良質なものは現実問題を浮き彫りにするためにファンタジー世界を物語の舞台にしている。この作品も典型的な後者。背景に上橋さんが母堂を見送った経験があるのに納得。

2020/07/17

サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

「鹿の王」の続編。前作ではヴァンとホッサルの二人を軸に描いていたが、今回はホッサルのお話。ファンタジー色はほとんどなく、どろどろした政権争い、権力争いに巻き込まれていくホッサル。大きな目的があるとはいえど、人の命をその材料にするというのは許されることではないだろう。続編としてはヴァンの話を読みたい気もあるが、あの物語はあのままでいて欲しい気持ちもある。★★★+

2022/06/07

ツン

今回はホッサルとミラルの話。これまでの話より少し先の話だから、ヴァンたちのことも少しわかると思ったけどわからず、、もちろん、ホッサルとミラルの話も良かったけどね。ただ、今回も最後の最後は描ききらず、、こういう余韻のある終わり方をするタイプなのね。これもエピローグが読みたい(笑)

2023/09/08

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