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語らいサンドイッチ

語らいサンドイッチ

語らいサンドイッチ

作家
谷瑞恵
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-06-01
ISBN
9784041093115
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語らいサンドイッチ / 感想・レビュー

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ひさか

2020年6月角川書店刊。書き下ろし。シリーズ2作目。 青い花火、オーロラ姫のごちそう、黄香ワルツ、明日の果実、祝福のサンドイッチケーキ、の5つの連作短編。明日の果実で空襲の時に走った大阪地下鉄の話が出てくるのが面白い。靭公園脇のサンドイッチ店もホントにありそうで、訪れる人たちのようすも楽しい。軽いノリの話ばかりで、本をとじると、記憶に残らないのが少し残念です。

2020/08/15

のぶ

前作の「めぐり逢いサンドイッチ」も良かったが、続編の本作も楽しかった。舞台は前作同様のサンドイッチ店「ピクニック・バスケット」。5つの話が収められているが、メンバーも同じでそこで織りなす人間模様は読んでいて癒されるものだった。それぞれの物語は店で出されるサンドイッチのメニューをキーに繰り広げられる。雰囲気は「かもめ食堂」や「マカン・マラン」に似ているが、この本には独特の明るさと、キャラクターの魅力があった。出てくるサンドイッチもおいしそうで、近くにこんな店があれば、通うだろう。第三弾を期待する。

2020/06/21

モルク

「めぐり逢いサンドイッチ」の続編。姉妹で営むサンドイッチやさんの5編。キュウリだけのサンドイッチ、キュウリにつまった女子高生の恋心。フィッシュソーセージサンドと少女の思い、などどれもほっこりしてそしてジーンと来る。お客さんの想いに少しでも近づけようと努力する笹ちゃんの姿が凛々しい。そしてこの姉妹の恋の行方も気になる。続編ではあるが、前作を読んでなくとも支障なく楽しめる一冊。

2021/01/14

けんとまん1007

サンドイッチをテーマにした5つのものがたり。優しくなるものがたりで、ほっとする。食べ物は、素材でも、調理したものでも、その人の人間性や思いが伝わるのだと思っている。もちろん、いわゆる手作りの場合だが。時々、ふと食べたくなる時がある。どのサンドイッチも、食べてみたいと思う。パンも、野菜も、ジャムも、その他の素材も合わせたハーモニーだ。

2021/01/02

おしゃべりメガネ

サンドイッチが無性に食べたくなるコト間違いなしのシリーズ第2弾。とにかくずっとアタマの中はサンドイッチで一杯に。途中から話の展開がぶっ飛んでしまうほど、アタマの中はサンドイッチに占有されてしまいます。今作も前作同様、サンドイッチ屋の姉妹が関わる人々のあらゆる悩みや問題を解決してくれます。今回はそこに姉妹それぞれの今後の展開も綴られ、イッキに読んでしまいました。食べ物が残してくれるステキな思い出はいつまでも大切にしていきたいですね。こんなステキなサンドイッチ屋さん、近くにあればいいなぁと思ってしまいます。

2022/07/06

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