革命テーラー (角川文庫)
革命テーラー (角川文庫) / 感想・レビュー
佐島楓
ぶっ飛んだ個性のキャラクターに、ちょっとなかなか思いつかないマニアックな設定。さすが川瀬さん。鬱屈を抱えた男子高校生が、コルセットをきっかけに夢を実現していく話……ってなんじゃそりゃ。と思うかたは多いでしょうが、読み始めれば作品の熱量の凄さに驚き引き込まれるはず。一気に読むことができました。 #ニコカド2020
2020/12/13
とろとろ
テーラー伊三郎の文庫版。奥付に加筆・改題とあった。最初、題名違うから続きなのかしら、などと思ったのだが残念。話の流れはなんとなく覚えていたが、最後をすっかり失念していたので又も一気読み。これって再読になるのかしら。コルセットやスチームパンクなどという聞き慣れない言葉がポンポン出てきて、最後は商店街の活性化がこんな風に進んで行くんだよ…みたいな話。コロナ禍が無ければ、こんな話もきっと許される時代だったと思うが、今で言えば、Go to トラベルとかGo to イートとか、そんな話が出てくると面白かったかしら。
2020/11/10
papako
単行本の頃からのタイトルと、作者の作品の傾向から思っていた内容とは全く違った。なかなかのれなかったけど、最後は作者の術中にはまっていました。
2022/06/30
momi
これは楽し〜い!何か起こりそうでワクワクしてきます!不満を抱えながらも日々を過ごす17歳の僕。母はエロ漫画家で…そんな僕が潰れた紳士服屋の店先で目にしたとんでもないものは!?下着で革命を起こすと意気込む82歳の伊三郎さん、カッコイイ!!洋服作りに全てを捧げてきた人で職人魂を見せていただきました!!その全てを知り尽くした師匠が言う言葉はとても重みがあります! 活気があって商店街のまちおこしの雰囲気があって、賑やかにワイワイとッ!!コルセット革命軍の皆んな最高です♬ #ニコカド2020
2020/11/06
ココ(coco)
☆☆☆川瀬七緒さんの昆虫学シリーズ以外の作品です。コルセットに関する話で、ちょっと内容がマニアック過ぎて自分はついていけなかった感じです。出てくるキャラは凝った人物ばかりで、その点は楽しめたのかな。
2021/03/13
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