天使の牙 上 新装版 (角川文庫)
天使の牙 上 新装版 (角川文庫) / 感想・レビュー
マムみかん(*感想記入少なめです*)
未読だったので、新装版が出たのを機に読んでみました。 脳死状態の犯罪組織ボスの愛人に、瀕死の女性刑事の脳を移植。 生まれかわった女性刑事アスカ…。 SFエンタメと思えば、突飛な設定も問題なく楽しめます。 警察内部の裏切り者をあぶり出す囮として、誰も信用できない中、襲撃者たちから逃げ切れるのか。 恋人の仁王は、本当にスパイだったのか。 ドキドキしながら下巻へ☆
2021/02/07
青蓮
2003年に映画化された原作小説の新装版。特命を帯びた刑事の河野明日香が、護衛を依頼してきた新型麻薬組織「クライン」の独裁者の愛人・神崎はつみ諸共何者かに狙撃された。瀕死の重体だった明日香は極秘の脳移植により、はつみの身体を持つ「アスカ」として蘇らされ、必死の「囮」を演じることになる。誰が味方で誰が敵かは分からない。信じられるのは己のみ。組織は警察内部の通報者を使い、次々と殺戮の罠を仕掛けてくる。逃走劇と追劇のテンポの良さ!巧みな文章とストーリー展開が面白くて止まらなくなる、ハードボイルドロマンス。
2020/08/31
Naoko Fukumi Fujita
2番目に好きな作家の文庫本、1995年7月に小学館より単行本として、1997年7月にカッパ・ノベルスとして、1998年11月に角川文庫として刊行された作品の改版、上編。1995年の単行本ですので、携帯電話はそれほど普及しておらず、自動車電話がまだ存続していたころのお話。お約束の錦糸町を含む東京、九州、浜松や京都と舞台は絡み合い、いつものスピード感のある展開。女性刑事の脳が裏社会をあやつる男の情婦へ移植され、さらなる任務を果たすラブロマンス的なまさにハードボイルド。コロナ禍における短期旅行のお供にぴったり。
2020/10/13
すーさん
脳移植によって蘇った元麻薬捜査官女刑事と恋人でもある相方刑事が麻薬組織に立ち向かうストーリー。ハラハラドキドキで一気読み‼️
2020/09/26
terukravitz
★★★☆☆
2020/09/05
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