バチカン奇跡調査官 王の中の王 (角川ホラー文庫)
バチカン奇跡調査官 王の中の王 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー
雅
オランダを舞台に奇跡調査に専念していた回。科学全開の探求は??となる事もあるけど、たまにはほのぼのした回があってもイイかな?ラストのミッフィーは笑わせてもらいました
2020/11/04
眠る山猫屋
いつくるかいつ暴れるか・・・ガルドウネ怖いよ~とか思っていたら。何が怖いって、序盤はプラスチック容器ポイ捨て問題、中盤は平賀が空気を読まない案件、終盤は"それはプラズマだと言い張る教授いたね"的な・・・はい、今回は人が死なない(天災で亡くなった泥棒一名除く)平和な回でした。たまにはこんな巻もいいんじゃないでしょうか。プラスチックリサイクル率とか勉強になったし。
2020/09/21
たち
今回の舞台はオランダです。この一冊読んだだけで、かなりのオランダ通になれそうです。シリーズの中では、少し地味な印象を受けましたが、これぞ正に奇跡調査官という感じがしました。奇跡の謎はほぼ解き明かされましたが、教会側にどのような報告がなされたのかは語られず、こういう作りも嫌いではありません。何より、ラストが温かい気持ちになれました。良かったです。
2020/08/31
青蓮
今回はオランダが舞台。ローレンが然りげ無くサポートしてくれるわ、今回は比較的可愛らしい話しだったと思う。ミッフィーのお陰?来年はロベルト誕生祭が出回りそう。その内平賀の誕生日も分かるかな?
2020/11/28
カナン
おのれメシマズ、やはりメシマズ、アメリカ以来のメシマズ回でしょうか。欧州の中でも無神論者が多いことで有名なオランダが舞台でしたが、まさかここまでチューリップバブルについて書かれるとは思ってなかった。ほぼ世界史の復習。そしてまさか奇跡調査の内容よりイギリスと双璧をなすメシマズ描写の方が記憶に残るとも予想してなかった。Koning der koningenが何だって?な勢いのまま最後の神父二人のほのぼのとしたやり取りがちょっとだけ癒し。ロベルトキッチンは良いけど徐々に世界各国の食事情調査隊みたいになってるよ。
2021/11/10
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