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里山奇談 あわいの歳時記 (角川文庫)

里山奇談 あわいの歳時記 (角川文庫)

里山奇談 あわいの歳時記 (角川文庫)

作家
coco
日高トモキチ
玉川 数
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-07-16
ISBN
9784041098707
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里山奇談 あわいの歳時記 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ちょん

第3弾から読んでしまいましたが、たぶん順番関係ないでしょ✨(笑)日本ならではの感覚溢れる素敵なお話たち。怖さと不思議と神秘がすぐ隣にある生活、「山のおばあちゃんの家」というイメージって今はもう難しいのかな。幸いにも私は和歌山に母方の実家があり、里山どころか山奥奇談に溢れた経験ができましたが、今思うとすごく貴重な体験だったなぁ。

2021/08/13

流石全次郎

シリーズ角川文庫3冊目。前作よりも引き込まれました。奇談には起承転結、あるいは序破急はなくても十分伝わる話があると思います、そんな話もちらほらあったのが良かったと感じました。ただ、各章の著者が誰なのかはわからず仕舞いなのは前作同様、少し残念。

2021/09/17

海星梨

3作目の里山奇談もKUに登場ですよー! 他の怪談系とは違って、独特の描写的な文体で1作目はあまり楽しめなかったけど、今作は私も慣れてきて作家も馴染んできたのか安定してきたのが大きいか。最近、地衣類にハマったけど、何屋になるんだろう。苔は苔屋だろうけど、地衣類屋はなんかへん。キノコ屋はまだ語感いいけど、菌屋はなんか、なんかさ……。

2022/07/25

タカボー

シリーズ最終巻?このシリーズ好きだから読み終わりたくなかった。ひとつの命は儚いけど、何代も受け継がれていく目には映らないもの達。日本に生まれて良かったと思える繊細で美しい物語の数々。優しすぎるホラー。神様のような視点で大らかな気持ちで全ての生き物たちの営みを見守ってるみたいな。日常の全ては小さなもので、死は恐れるものでなくただの順番待ちで、部屋を飛んでる蚊さえも慈しみたくなるような。まあ叩くけど。

2023/08/22

そうさん

不思議な話が多いシリーズだが、今回は怖い感じのものも結構あった。「震々」「みているもの」「風の抜ける荒地」「夜警」あたりが好みだった。

2021/09/07

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