KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

高校事変 VIII (角川文庫)

高校事変 VIII (角川文庫)

高校事変 VIII (角川文庫)

作家
松岡圭祐
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-08-25
ISBN
9784041098745
amazonで購入する Kindle版を購入する

高校事変 VIII (角川文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

W-G

前作ラストで登場した次男篤志が、特に衝突もないまま、ちょっと頭は悪いけど良い奴的ポジションにあっさり収まり、もうすっかりお馴染みの妹凛香や、急に再登場のヨンジュと共に、まさに公安が危惧する通りの武装集団を形成し始める。確かに、結衣の意図する者ではないかりもしれないが、そろそろ野放しにしちゃイカンだろ?なレベルに規模が拡大してきている。どう纏めていくのか。過去作の時点で、弱体化が著しかった田代ファミリーは、見せ場もないまま、為すすべなく崩壊。今後は、身内での争いがメインになりそう。勇次も味方になるかな?

2020/08/28

starbro

今回は最新刊Ⅷ巻です。本巻、田代親子との決戦で完結と思いきや、田代勇次が生き延びて、次巻Ⅸ巻で最終?決戦のようです。どのような展開になるでしょうか。10月25日販売予定のⅨ巻が楽しみです。 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/ 【読メエロ部】

2020/10/10

海猫

今回、優莉結衣のアクションシーンは控えめか?と思っていたら後半は猛烈なノンストップ・アクションで、読み応えあった。アクションだけでなく、シチュエーション作りやドラマの方も凝っている。手製の原子爆弾をどうするか?とか、反目してたはずの姉妹が共闘したり見どころは多い。そんな中、心にペシミズムを宿していた優莉結衣が、変化していく過程もよくわかる巻であった。田代ファミリーとの全面対決となった内容で、このシリーズも大詰めに入ってきた感じはするが、どこまで巻数を伸ばすのか気になる。10月末には9巻なので、出たら読む。

2020/09/16

utinopoti27

誰のため、何のために優莉結衣は闘うのか。降りかかる火の粉を払い続けて早や8巻目。JK版ダイハードは、凄まじいまでの熱量を放出しながら、ついに最終局面へ。対するは宿敵田代ファミリー。たかだか華奢な女子高校生相手に、傭兵部隊や戦闘ヘリでは飽き足らず、今回はなんと核兵器まで登場するのだから驚きだ。ワラワラ迫りくる雑魚キャラどもを、モグラ叩きのごとく一掃するアクションシーンは爽快そのもの。すったもんだのあげく、次巻はいよいよラスボスが待っている・・のか?さすがにもう引き延ばしは勘弁してね、松岡さん。

2020/10/14

Yunemo

やるせなさばかりが残って。とはいえ、いつも思うのですが、現場での化学の知識を如何なく発揮しての戦い、ある意味爽快感も。ただ映像としては観たくないけど。もう1点、本作でのいわゆる仲間たちの結衣への想い、また兄弟姉妹間でのやりとりの表現もなんとなく人情感が出て、殺伐とした雰囲気設定の中で心温まります。ここに来てまで、結局は武蔵小杉高校が始まりであって、鳴り物入りで登場した伊賀原先生、精彩なくちょっと出番が少なかったかも。結衣の無意識のリーダーシップ観、善悪どちらの方向へ収束させていくのか、著者の感覚に期待感。

2020/09/10

感想・レビューをもっと見る