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走れメロス (角川文庫)

走れメロス (角川文庫)

走れメロス (角川文庫)

作家
太宰治
出版社
KADOKAWA
発売日
2007-06-23
ISBN
9784041099131
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走れメロス (角川文庫) / 感想・レビュー

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Take@磨穿鉄靴

短編集。走れメロスを読みたかったけど他の話が長かった。退屈で疲れた。太宰氏は拗らせ過ぎ。共感できない世界。走れメロスは走るペースがどれくらいか想像しながら楽しむのが目的だったけど…。10里(30kmちょい)を夜中から午前の昼ちょい前に移動としてまあ約10時間。20:00/km。コースがトレイルだとしてもこれは歩いてるね。時速3km。うん。歩いてるわ。走ろうよ!歩いてんじゃないよ!「走れメロス!」そんなお話。★★☆☆☆

2018/08/23

優希

太宰の執筆活動が充実していた頃の作品集です。そのせいか、全体的に明るいトーンの作品が多いように感じました。イスカリオテのユダの告白調の『駆け込み訴え』が好きです。

2023/06/12

Vakira

多分、誰でも知ってる、中学の国語の教科書に載っている名作。もう数十年ぶり。最近、治ちゃんに嵌まって、基本、ストーリーは知っていますが、今、これを読むどう感じるのか?試してみたくなって読んでみた。友情と信頼。メロスの苦悩しか覚えていなかったんですけど、読んでみるもんだ。ちゃんとドラマになっていました。帰路での河の激流、盗賊との遭遇、忘れてました。今回の収穫、ちゃんと最後に治ちゃんらしい羞恥のオチありました。最後、メロス、全裸じゃん。

2023/07/12

優希

再読です。『駆け込み訴え』が読みたくて手にしました。イスカリオテのユダのイエスに対する愛情が強すぎる。それが故に裏切ることもできるのですね。一人語りで語る想いは愛と反抗なのだと思いました。クリスチャンだからかこの物語が好きです。『走れメロス』には自分には命をかけられるものがあるだろうかと考えさせられました。執筆活動が順調な時期の短編集なので、全体的に前向きなトーンの話が多いです。

2024/08/22

けいご

執筆時の気持ちのバラつきから生み出される作品からは生々しい「怠惰な忍耐、そして正直な嘘つき」を痛いほど感じる事ができる1冊でした★「走れメロス」を読みたくて手に取ったのだけれど、読んでいる途中で「なぜ中学生で太宰を勉強する方針になったのだろう?」と言う疑問が頭から離れなくなりましたwデカダン的なものは人間に必要なんだよ〜って事なのかな?国語の教科書の内容がどういう経緯で出来上がっているのか気になってしまうキッカケになりましたw中学の子供がもしも熱心に太宰治を読み耽っていたら大人は気になると思うのよw

2021/12/11

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