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名のないシシャ

名のないシシャ

名のないシシャ

作家
山田悠介
Pansonworks
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-12-01
ISBN
9784041100554
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名のないシシャ / 感想・レビュー

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扉のこちら側

初読。てっきりホラーで救われない展開になると思ったが、心暖まる話でまとまった。認知症の女性に息子と間違われ、寄り添ってくらすシシャがよかった。

2012/12/25

ミロリ

感動。ポップな表紙の下には素晴らしい物語が展開。読み始めから終わりまでずっと良い気分で読めた。ストーリーで大満足できたのかシシャという不思議な人間もどきの正体が気になって不満を感じるということもなかった。 テクの話も良かったけれど 心美の話が一番良かった。テクと心美を見ていると シシャに身体の成長機能が備わっていればいいのにと何度も思った。心美が宮田さんを想う場面が本当に切ない。 終盤の無理があるアクシデントにはびっくりしたけれども色々グッときたので山田さんの好きな作品ベスト3には入りそう……。

2014/04/13

あむ

感動できました。最初は人間を嫌いだった使者たちが人間と出会うことで変わっていく様子にも、心を打たれました。しかし、運命は変えない方がいいのですね(´・ω・`)

2013/01/20

美紀ちゃん

テクちゃんの時間を無駄に知らない人へ分けすぎて、その事で玖美は罪悪感を覚えたり、話が展開したりするのかと思って読んでいたけど、そうはならなかった。名のないシシャだけど人から大切に思われる事で名前をもらい、名前が付いた使者はだんだんと人間に近づいていく。人間らしい生活をしていくうちに、自分より相手が大切という気持ちが大きくなる。それが“愛”かもね。

2012/07/05

そのぼん

山田悠介の作品群の中ではブラックさというか、怖さは少ない作品だと思いました。残りの寿命が見えるという設定は某漫画を彷彿とさせる感じでしたが、それなりに楽しめました。

2011/12/16

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