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秘帖・源氏物語 翁‐OKINA

秘帖・源氏物語 翁‐OKINA

秘帖・源氏物語 翁‐OKINA

作家
夢枕獏
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-12-01
ISBN
9784041100585
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秘帖・源氏物語 翁‐OKINA / 感想・レビュー

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文庫フリーク@灯れ松明の火

妊娠中の妻・葵の上に憑いた得体の知れぬ《もの》祓うため、源氏の君が訪ねたのは『陰陽師』でお馴染み・蘆屋道満。謎を追う美貌の光源氏と枯れた老人姿の道満『源氏物語』期待して読むと「あなや!」と叫びたくなりますが、獏さん読みならば後書き含めて「さもありなん」 蘆屋道満なのでグロテスクな方向へ向かうかと思えば、蹴鞠・雅楽奏・舞と畳み込むような描写の末に現われる《翁》興を添える古代神話。毎度のことながら物語紡ぐ獏さんの知識量に圧倒されます。ところで『キマイラ』『餓狼伝』『獅子の門』はどうなってますか?獏さん?

2012/01/09

Yuna Ioki☆

1116-319-16 源氏物語の極々一部だけを取り出したストーリー。芦屋道満が出てきたりで陰陽師のノリも伺えるが源氏物語としてはあまり好きではないかな。コミックの大和和紀氏の「あさきゆめみし」が一番好き。小説なら橋本治氏の光源氏の視点で書かれた「窯変源氏物語」が好き。

2015/08/11

お涼

源氏物語の車争ひあたりを元にした創作もの。陰陽師の蘆屋道満と共に葵の上に憑いた物の怪を祓おうと尽力する。日本から異国の神話にまで話が広がっていく。冷静な源氏や六条の御息所の描かれ方が原作より好きかも。【図書館本】

2021/02/26

にゃも

光の君が清明っぽくなっちゃうのは仕方ないですかね。太秦と秦氏が景教と深いかかわりがるというあたりは興味をそそられましたけど…。あとがきを読んで、急に「源氏をかきませんか」なんて言われてもねぇ、作家さんも大変ですね。

2020/09/10

とも

図書館本 面白く読めました。 キマイラの続きを待っています。

2021/11/03

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