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トワイライト・テールズ

トワイライト・テールズ

トワイライト・テールズ

作家
山本弘
とみー
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2011-12-01
ISBN
9784041100592
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トワイライト・テールズ / 感想・レビュー

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takaC

『MM9』より、こっちの方が面白かったぞ。自分には。外国人名は読みにくかったけどね。

2014/06/04

Bugsy Malone

「MM9」の怪獣が存在する世界を舞台にした番外編4編。同一世界とはいうものの気特隊が登場するのは2編でそれも脇役。少し寂しいながらも4編とも面白かった。特に「怪獣神様」と「怪獣無法地帯」は、それぞれウルトラマンシリーズの「怪獣使いと少年」、「故郷は地球」を思い起こさせ、怪獣好きの心をくすぐられる。そしてそこに哀しみだけではなく決意と希望が加味され、主人公の成長の物語としても素晴らしいものとなっている。やっぱり堪らない1冊でした。

2016/01/15

きっしぃ

MM9のスピンオフ4編。怪獣よりも人間ドラマがメインな感じ。「生と死のはざまで」、「怪獣神話」がよかった。本編残り2作も早めに読まなきゃ。

2018/05/28

よしぱん

★5 MM9シリーズ番外編は、少年少女と怪獣にまつわる黄昏物語4編。①男子高校生が現実逃避で妄想していた異世界のドラゴンが現れて。②12歳の夏、聴力障害少女との初恋と湖怪獣と。③両親に売られた少女、優しき怪獣神様を軍の攻撃から守りたくて。「反撃はやめて!人間みたいにならないで!」④ターザン少女と巨猿、墜ちた人工衛星を回収に来た男女3人組。故郷は地球。・・孤独と哀しみそして希望、まさかこの本でウルウル来ると思わなかった。怪獣は紳士のたしなみである。

2020/06/02

キキハル

MMシリーズ三作目。怪獣づくしでした。ジュブナイルでありながら、時に国際社会の摩擦や差別問題を含み、いじめや生と死、幸福の質にまで寓話的に言及しています。でもそんな面倒くさいことを抜きにして、充分に面白く純粋に愉しみました。二次元好きなオタク少年も、聴力障害の少女を守った彼も、怪獣の神様であるゼオーも、コンゴの森で巨大ゴリラと暮らすマリオンも。生き生きと躍動するいのちが目に見えるようです。精一杯の勇気はいつだって人を感動させ、新たな力を呼び起こしてくれるんですね。長く書き続けてほしい大好きなシリーズです。

2013/03/07

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