下に見る人
下に見る人 / 感想・レビュー
みゃーこ
人を上とか下に分けずにいられない人間の性。であるならばその性の存在を責めて自覚して表に出さない、ということが最低減のマナー。とまとめられている通り、本書の中身は露骨にそのマナー違反しまくりの汚れた性丸出しの身もふたもない上に見たり下に見たり他者と自分の線引きをしまくり下品なことといったら。でも誰の心にも自分と他人を比べては劣等感に陥ったり優越感を感じたりしながら生きていくのだろう。それがある限り苛めがなくならないわけだ。その欲望があるからこそ頑張れたりもするわけで難しい。
2016/02/24
ゆにこ
下に見たがる人っていますね。自分より下な人がいる事で安心したり自分は幸せなんだと確認出来る人。そういう人をくだらないと思いますが、それも下に見ている事になるんだと気がつきました。
2014/09/13
wanichan
タイトルを見てなんて率直なんだろうと思い、興味が沸きました。作者の実体験を具体例に人はどんな時に、人を下に見るのかがとても分かりやすく、うんうんと納得してしまう部分もあった。今思えば、若い頃は自分の価値観だけで一面的に人を判断していたなと。上には上があるので、下にみられても構わないようにしっかりした軸を自分に持ちたいと思った。
2015/12/07
みえ
他人を下に見ることによって・自分の精神の安寧を得ようとする人が多い!とあったが、あ~と思ってしまった。関連していじめ問題や平安時代の話など、いろいろ書いてた。途中、ちょっと飽きてきたけど、最後まで読んだ。
2017/12/04
じゅき
集団の中に入れば序列、区別はついてまわる。うんわかる。。。なかなかそう感じたり、思ったりしていてもなんというか大人だから口にだして言ってはいけない感がある部分を酒井さんは文章として表現をしてくれるとおもいます。
2014/12/27
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