RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)
RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)
- 作家
- 出版社
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日
- 2012-11-28
- ISBN
- 9784041103487
RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ) / 感想・レビュー
風眠
私が小学5~6年生くらいにこの、RDGシリーズに出会っていたなら、きっとドはまりしていたと思う。現実に生きる少女達と同じように、戸惑いながらも自分の成長を受け容れていく事を伝えるためには、このスローペースが必要だったと読み終えて分かる。全巻一気に読んで正解だった。高校生という設定も、ちょっと大人っぽくて少女達のツボなのかなと思ったり。人類滅亡の未来をやり直すために何度も転生している姫神。紫子が語った泉水子が生まれた理由。読後、萩尾望都の『銀の三角』を思い出した。姫神がラグトーリンで、深行がマーリーかな。
2015/01/03
ヒロ@いつも心に太陽を!
【12月2日午後9時半、読書開始→12月3日午前2時、読了】ああああ!!そのラストは反則(´□`*)キャー!!!!もう読み始めたら止まらなくて一気に読みきってしまった。書き記したいことはたくさんあれど、とりあえずあと3時間で起きなければならないので、ちゃんとした感想は二回目読み終わってからにする。RDG、大好きだ!!!【追記】12月8日に再読終了。もう少し落ち着いた(?)感想および考察は再読のレビュー欄に☆
2012/12/03
エンブレムT
前巻、深行くんに「おれが必要だって、言えよ」とまで言わせておきながら!学祭で、圧倒的なチカラを見せつけておきながら!!何?泉水子の、この自信の無さ!!CM後「またここからかよー」ってとこまで巻き戻って同じシーンを見せられてるTV番組みたいです(笑)ラブコメ系児童書として読めば、完成度が高くワクワク出来る物語だったと思います。SFファンタジーとして楽しみたかった私的には、泉水子視点ゆえの不穏な方向へのミスリードの多さにちょっと辟易しました。『姫神物語』としては、主人公が紫子さんバージョンを読んでみたいです♪
2013/10/06
まりもん
高柳と泉水子との世界遺産争いをしつこいぞ高柳って気持ちで読んでいたら、後半には上目線で歩み寄ってきている高柳につい気持ちがゆるんでしまった。裏でしきるのは泉水子なんだよねって。深行のツンデレは最後まで続いていてちょっと安心。この先の話もいつか読みたいな。
2012/12/03
ちはや@灯れ松明の火
澄みわたる冬の夜空を見上げて、あなたに似ている星を探す。いつも先を行く背中は不安な足元を照らす道標、置いていかれないように、いつか追いつけるように。三つ編みの鎖に縛られて届かないと思っていた普通の日常が続いていくように。友達とはしゃぐこと、競うこと、学ぶこと、遠くからずっと見守っていた存在、心の奥深くから泉のように湧き上がる気持ちの名前。それでもまだ、知らないことは星の数ほどある。変えていきたい未来、変わらずに隣にいてほしい人。世界中の特別よりもあなたひとりだけの特別になりたいと、輝く星に願いをのせる。
2013/02/18
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