Mの秘密 東京・京都五一三・六キロの間 (カドカワエンタテインメント)
Mの秘密 東京・京都五一三・六キロの間 (カドカワエンタテインメント) / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
Mはマッカーサー Yは吉田茂。 戦後の敗戦処理をめぐる推理小説と 小説を書く作家の周辺で起きる殺人事件という二重構造になっている。 なぜ犯人が野放しになっていて、最後に捕まるのか。 なぜ犯人らが書いたものが偽物だということを証明しようとする媒体が現れないのか。 二つの疑問が残ったままの作品。
2013/04/21
ビスコ
講談社ノベルス的に言うと、「京太郎ロマン」に分類されるであろう本。マッカーサーを題材としている。十津川警部はあまり登場せず、作中作がメインという構成は「悲運の皇子と若き天才の死」に似ている。 正直、ラストのどんでん返し(?)以外、事件としては地味ながら、ブラックユーモアのような終わり方は不気味な後味を残す。 サブタイトルの「東京・京都五一三・六キロの間」や、表紙の動輪は不要に思える。
2014/09/01
たかひー
★★ 戦後史の新解釈(マッカーサー・吉田茂の関係)を無理やり十津川ミステリーに仕立て上げた印象で、両方とも中途半端で楽しめなかった。
2014/06/27
Tatsuya
うーむ、裏表紙をもっと良く読めば良かった 自分向きではなかった
2013/12/29
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