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その冥がりに、華の咲く 陰陽師・安倍晴明

その冥がりに、華の咲く 陰陽師・安倍晴明

その冥がりに、華の咲く 陰陽師・安倍晴明

作家
結城光流
あさぎ 桜
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2013-02-28
ISBN
9784041103890
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その冥がりに、華の咲く 陰陽師・安倍晴明 / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

その冥がりに咲く華は、一体何だろう。夏の終わりを告げる渋みのある香、毒々しい妖花、人の命を喰らう花。口端から零れる緋色。視野を奪われた世界、暁と似た紅い蓮の姿はまだなく、夜明け色の瞳もまだ遠く、宵の藍に到っては敵意を剥き出しで。賑やかな子供の声も、金髪の上でさらさらと揺れる蓮に似た花さえも煩わしい。それ、封じていたから。魔生へと傾く程の愛しさを、命を擲ってでも守りたかった恋しさを、手を伸ばす事を躊躇う程焦がれていたはずなのに。この両手を縛る欺瞞の茨花、抜け落ちて。光の先に咲く、小さな野の花そっと抱きしめる

2013/07/31

のほほん@灯れ松明の火

この頃の晴明と神将たちって、こんなにもぎこちなかったんですね。青龍なんて、今の『晴明命』から想像できないくらいです。どんな事があって、どんな風に今の関係を築いてきたのかなぁ。若菜とのことも、こんなに惹かれ合っているのに、全然かみ合ってなくて… 何がどうなって 今の たぬき爺こと昌浩が慕う「じい様」となったのかなぁ…。好奇心がかき立てられます!本編の続きもすっごく気になりますが、こちらの方も どんどん読んでいきたいシリーズです!

2013/08/16

りか

結構サクサク読めたけど、振り返ってみるとあまり記憶に残っていない。荷葉、姫御前、背の君の謎は残ったままなので、ちょっとモヤモヤ。前作もそうだったけど、話が広がるだけ広がって、その実あんまり内容が濃くない気がする。なんて、ブツブツ言いながら、続きが出たら読むのは分かってるんだけど…ね(笑)

2014/04/08

ダージリン

十二神将を式に下したのに、その状態を維持するために気力も体力も奪われ、疲労困憊している晴明。ごく1部の神将しか登場できませんでしたが、少しずつ絆らしきものが出来てくる過程がいいですね~。玄武と太陰が怒ったり、心配したりで可愛いです(笑)。そして、若菜さんとは純愛なのですね!

2013/03/05

やんやん

あぁ どうなることかと思いましたが 神にしろ人にしろ 相手を思う 相手の方にたつ と言うのは大事なのですね。 そして 想いを寄せる相手が 見舞いに来て固まっている あたふたしている もっと晴明を見てみたかった。

2016/08/31

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