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マタニティ・グレイ

マタニティ・グレイ

マタニティ・グレイ

作家
石田衣良
出版社
角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日
2013-03-01
ISBN
9784041104286
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マタニティ・グレイ / 感想・レビュー

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ゆみねこ

小さな出版社で女性誌の編集者として働く千花子は予想外の妊娠に戸惑う。フリーランスのカメラマンの夫一斗と子供を産み育てる決心をし、出産までの日々が語られる。男性作家さんなので丁寧に取材をしての作品ではないかと思いますが、サラリと読み終えてしまいました。働きながら子供を産み育てる女性たちへのエールとも受け取れました。今まさに我が娘も初めての子を妊娠中、元気に生まれてくれることを念願しつつ読了。

2018/01/25

タックン

始めは題名通りなかなか読みずらくてグレイな気分だったけど途中からは面白くて一気読みだった。育った家庭の影響か子供嫌いな女性が思わぬ妊娠になった奮闘記なんだけど妊娠・出産物語っていうより女性の成長記・家族の物語って気がしたな。ヒロインの千花子の現代的な前向きな姿が清清しくてよかったかな。この小説読んで若い女性がどんどん頑張って子供生んでくれたらいいなあ・・・そうゆう意味では出産応援歌かあ。それより石田さんのまるで女性が書いたような女性目線の文章にはただただ脱帽だなあ。女性にはお勧めかな。

2013/05/04

yuyu

男性作家さんがよくぞここまで書けたなぁと感心。タイトル通り、妊娠から出産までの編集者・千花子の体験記。ウン十年前に経験した自分の妊娠・出産を思い出しながら、懐かしさに浸った。でも、現在とは世間の状況、育児休業の制度も全く違っていたから、羨ましくもあり…。産みの苦しみは変わらないが。産むは一瞬、育てるは一生。さぁ、この後、千花子と一斗と子供はどんな風になっていくのか、そろそろ続編を!石田さん!

2018/01/13

そのぼん

結婚後も出版社で仕事をしている女性が妊娠したところから物語が始まりました。作者は男性なのに、とてもきめ細やかに妊娠している女性の日常を描かれていたのには驚きました。それ以外にも、妊娠中に仕事を両立させることの大変さも描かれていて、色々と勉強になりました。

2013/03/11

カピバラ

面白かったー!妊婦の気持ちをよくかけてるなあと感心。男の人よね?石田衣良さんって笑流産した女性のコラムを書くシーンには泣けたな。自分はどんな出産をするんだろう…不安と楽しみで複雑だ。

2016/03/14

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