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偽文士日碌

偽文士日碌

偽文士日碌

作家
筒井康隆
出版社
角川書店
発売日
2013-06-27
ISBN
9784041104736
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偽文士日碌 / 感想・レビュー

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山田太郎

一番影響受けた作家な気がするので(何の影響かよくわからんが)、無条件に面白い。なんだかかんだと言ってもサービス精神満点なのがすごいと思うんですが、うけることしか考えてないというのか。文学賞の選考のところが、個人的には一番面白かった。

2013/11/06

tomi

同名ブログを中心に「新潮」掲載分等を加えた2008年から4年間の日記。TVの収録で東京大阪を往復し、複数の文学賞を選考し、頻繁に旅に出かけ、飲んで食べて、とこのパワフルさが80歳になっても現役で活躍できる秘訣なのか。谷崎賞・山田風太郎賞の選考や「聖痕」などの創作の裏側も興味深く読んだ。

2014/09/29

Koning

Web上で公開している日記。良くあるアルファブロガーのどーたらと作りは同じなのだが、書く人が違うとこうも面白いのか?という好例。表紙の真ん中に鎮座する和服の著者の「文人」をパロってやるところから始まるんだけど、そういうのを忘れても楽しめてしまうのが困ったところ(w。 しかし、怨嗟のごとく湧き出す嫌煙カルトちゃんへの文句は良くぞ言ってくださいました!って感じになりつつ、刻みを煙管につめて読みながらの一服の美味しいこと(w

2013/07/11

たま

よく食べ、よく飲み、よく吸い、とにかくよく働く筒井さんの日記集。作品の裏話はもちろんですが、私がよく見ている出演番組の裏話も読めるのは嬉しいです。また、筒井さんが同じ関西圏の人のため自分の行ったことのある場所が出てきたりするのも楽しかったです。私としては、超作家的な日常を知れたのも良かったですが、たいていどこへ行くにも一緒の奥様とのやり取りから円満さを伺うことができたのも収穫でした。

2013/09/29

マサ

この馴染んだ文体に何だかほっとするんだな。久しぶりの筒井康隆。日記なのに「文士筒井康隆」が活躍する小説の様な気分で読み進めてしまった。喜寿を迎えてこの精力的な仕事ぶり、飲みっぷりに驚く。やっぱり、筒井康隆は面白い。

2014/10/06

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