苦手図鑑 (単行本)
苦手図鑑 (単行本) / 感想・レビュー
積読亭くま吉(●´(エ)`●)
★★★「おでん」の章では、たまらず込み上げるモノを、抑える事は到底無理だった…。短い章の中、語られる色濃い日常。家族への冷静な眼差し、自分の置かれた環境への分析力。そして…日本酒への、貪欲すぎる執着心が彼女の文章をより一層ストイックにする。惜しむらくは、市の図書館に彼女の著作は、この一冊のみ。そしてそれも、さもありなん。本書、爆笑傑作エッセイなり。なんてくだらない…だがしかし、もっと読みたい!!
2015/06/16
修一朗
相も変わらずちょっとした身の回りの出来事(失敗談?)を妄想の嵐で語りつくす苦手図鑑,この針小棒大感がやっぱり面白いのデス。北大路センセ,インドア派なのも体脂肪率が40%越えなのも雪掻きがある冬が嫌いなのもよく分かったけれども,これからもオモシロ本を書いていただくためにも,もうちょっと出歩いて体を動かしていただいた方がよろしいのでは…
2017/05/02
小梅
面白かった〜今は移動中にマスクをしているから、電車の中でニヤニヤしながら読んでもバレないのが良かった😁
2020/07/09
じいじ
まずは、紹介いただいた読友さんに感謝です。自分では巡り合えなかった作家です。とにかく読み始めたものの、これはエッセイなのか、小説なのか判断がつかない。リアルさからエッセイ? いや、常識を超えた奇抜さは想像の世界で小説では? そんな愚考はさておき、愉快で滑稽で面白いのだ。日々のひとコマを切り取って、瞬間的な閃きを丹念に綴った話の数々(1篇が5~6頁名のが良い)。彼方此方ツッコミを入れながら読み終えた。途中、佐野洋子を読んでいるような錯覚に陥ったので、私はこれは「エッセイ」だと決めました。
2017/10/28
パフちゃん@かのん変更
北大路公子さん初読みです。エッセイでこんなに笑えたのは三浦しをんさん以来かも。特にウケたのが「平穏への道」酔っぱらって帰宅する際の様々な難関を乗り越え安心した途端ヤクルト400に骨折させられたw(゜o゜)w 。他のエッセイも読んでみよう。
2014/03/26
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