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インフェルノ (上) (海外文学)

インフェルノ (上) (海外文学)

インフェルノ (上) (海外文学)

作家
ダン・ブラウン
越前敏弥
出版社
角川書店
発売日
2013-11-28
ISBN
9784041105931
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インフェルノ (上) (海外文学) / 感想・レビュー

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サム・ミイラ

面白さではこのシリーズ中屈指。映画も出来が良かったが上巻つまり前半まではかなり忠実に作られている事が分かる。逆に知的好奇心をくすぐる蘊蓄は少なめで、そのぶん読み進めやすくなっているのも要因か。作者も腕を上げたのか緊張感を持続させる筆致が素晴らしい。それにしてもこの犯行動機はあり得る話だけに実に恐ろしい。読んでいるうちに何が正しい事か分からなくなってくる。いつの間にか犯人に共感する自分が恐ろしい。ダンテの神曲地獄篇に重ねながら物語は破滅に向かい下巻に進む。

2017/01/26

どんちん

ラングドンシリーズらしく、テンポよく事件に巻き込まれた楽しい展開だったw ダイハードも驚きになるくらい教授は不運なのかも。今回は最初から事件に巻き込まれていて、いつもと違う展開か⁈と思ったが、いやいやいつも通りの追いつかれ逃げ切りの展開で楽しく読めた。これから下巻でどう展開されるか非常に楽しみだ。シエナ、まだまだ秘密がありそうだ。

2014/07/31

冴子

去年イタリアに行った時、フィレンツェでガイドさんが「ついこの間までダン・ブラウンの新作の映画を撮影していたんですよ」と言ってたので、近々映画が公開になるのだろう、と原作を読むことにしました。シリーズ前作までは読んでましたが、やはりパターンとしては世界的な組織とラングドンの戦い、ということか。ウフィツィ美術館やサンタマリアデルフィオーレ大聖堂を撮った写真を見返しながら読むのも味わい深い。フィレンツェは素晴らしい街だっから、あちこち舞台には事欠かないなぁ。しかしゾブリストの考えは怖いようで、当たってるか?

2016/07/29

Yunemo

今、読み終えました。導入部からのハラハラ感、やってくれますね。まず第一感想。ただ「神曲」に目を通していないことが弱みです。でもこれはフィレンツェに行ったことが無い、と同レベル程度と考えてもいいでしょう!ここで味わえるのですから。「過剰な人口こそが病気」、「黒死病の流行がルネッサンスをもたらす大きなきっかけ」、うーんと唸ってしまいます。それにしても、細やかな描写と小気味よいテンポに、あっという間に引き込まれて上巻読了。本作の変わったキャラクターのパートナーの活躍、期待する所あり、下巻が楽しみ!

2013/12/08

紫 綺

ラングドンシリーズ。いきなりジェットコースターミステリーの本領発揮!!痛快だ♪人間の脳には原始的な自我防衛機制があり、脳が対処しきれないほどの多大なストレスをもたらす事実にぶつかると、決まってそれを否定する精神医学用語「否認」。見て見ぬふりをする気持ちは解るが・・・。

2014/02/16

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