吉祥の誘惑 採薬使佐平次 (単行本)
吉祥の誘惑 採薬使佐平次 (単行本) / 感想・レビュー
アルピニア
今回は、閨房薬と麻薬が絡んだ話。江戸時代の性風俗も垣間見え花魁も登場する。杜鵑花太夫と左平治さんの大人の会話にゾクゾク。杜鵑花太夫は、気っ風が良くて魅力的なキャラクター。これからも登場して欲しい。今回の悪役尾張の絡みはいまひとつという感が・・。吉宗との会話は、洒脱ながらもいつも苦みが残る。方便を見つけられぬ者は切り捨てますか・・。佐平治には、単なる隠密ではなく、疑問を持ち続けるご意見番でいてほしい。
2021/08/10
Norico
採薬使佐平次シリーズ3作目。一件落着と思わせて、最後に…みたいな展開を想像して、おまさが心配でしょうがなかった。今まであんまり好きじゃなかった省吾を見直した。前作に引き続き鬼頭さんも登場。佐平次に引き回される姿がかわいい。花魁もかっこよかった。
2020/12/16
外道皇帝
シリーズ3作目。吉原で謎の薬を服用した旦那が死んだ。てことで薬師である佐平次の出番である。今回が一番採薬使としての佐平次が活躍してたし一番面白かった。前作に続き尾張藩の鬼頭も出てきて物語の幅が広がった。
2014/04/02
あかんべ
鬼頭を振り回す姿に小気味よさが溢れていた。これからも騙し騙されが続くと面白い
2016/10/06
みろ
シリーズ3作め。今回は佐平次が採薬使らしい活躍をみせていた。薬草、生薬の知識が深いのはともかく、英語までできるなんて!隠密恐るべし。
2014/06/05
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