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キャリア警部・道定聡の苦悩 (単行本)

キャリア警部・道定聡の苦悩 (単行本)

キャリア警部・道定聡の苦悩 (単行本)

作家
五十嵐貴久
出版社
KADOKAWA/角川書店
発売日
2013-12-21
ISBN
9784041106358
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キャリア警部・道定聡の苦悩 (単行本) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

タイトルからして「面白そう!」と期待していたのですが、正直期待していたほどではなかったかなと。決して面白くないワケではなく、読みやすくテンポも悪くないのですが、タイトルの主人公のキャリア「道定」警部の苦悩ぶりがあまり伝わってはこないのです。表紙の美女「山口」刑事が相棒ですが、破天荒なキャラぶりがイマイチ中途半端な感じで、全体的に薄味感は否めません。コメディに徹するかと思っていたら、意外と本格的な推理も飛び出すので、警察推理モノのバランスもなんとなく不安定な気がします。なんとなく‘惜しい’感じの作品でした。

2015/01/04

タックン

題名と表紙の絵に引かれて読んだ。短編なので軽い感じなのでさらっと読めた。キャリア警部は予想通りだったけど女刑事は予想外のキャラで・・・。 事件はありきたりのやつだったけど解決のオチはもうコメディとしかいいようがないなあ・・・。不思議と真犯人が見つかるから痛快だ。東川篤也風狙ってるのかな?

2014/04/21

Shinji Hyodo

東大卒キャリア候補の道定警部の五編の捕物帳。群馬県警在職時に部下の起こした不正会計のとばっちりで警視庁の捜査一課の平警部に左遷された道定。相棒に指名されたのは超美人でモデルスタイルの巡査部長 山口ヒカル。彼女からは童貞君と蔑まれながらも、コンビでなんとなく事件を解決に導く姿がゆるぅく綴られて、なんとなく読み終える。それにしても、表紙に描かれている道定の姿のなんと哀れな事か。

2017/11/01

どんちん

なんとも微妙な1冊であったw キャリアの道定聡、まぁいいんじゃないかな、主人公としては。しかし山口ヒカルはちょっとぶれているなぁ、設定が。結局ど話も活躍しちゃっているし。最初からそういう設定でいいのでは?そのほうが、型破りな刑事だけど事件を解決するというありがちな設定でも、すっきりするかな。話として一番よかったのは「元気すぎる死体」かな。途中から犯人が見えてくるが、展開はよかったと思う。さて、続編はあるのか?続編を作りやすいのだろうが、同じテンポだと途中であきちゃうかなぁ・・・

2015/02/07

きさらぎ

東大卒で警察庁に入った道定は、部下の不祥事の責任を負い警視庁捜査一課に配属される。キャリアとしての威厳はなく警部としての経験や知識もない新米刑事だ。コンビを組んだのはスタイル抜群で美人だが全くやる気がなく性格最悪の山口ヒカル。現場に「パトカーで行くのはイヤ、タクシー呼んで」「忙しくてもお昼ご飯を食べるのは労働者の権利」と超マイペース。しかし、仕方なく仕事をしていても「これ以上長引くのは嫌だから」とさくっと事件を解決してしまうところがスゴイ! 山口カオル本当はできる人なんじゃない?道定警部も。 

2020/08/20

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