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きみがいた世界は完璧でした、が

きみがいた世界は完璧でした、が

きみがいた世界は完璧でした、が

作家
渡辺優
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-03-19
ISBN
9784041108505
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きみがいた世界は完璧でした、が / 感想・レビュー

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ちーたん

★★★☆☆初読み作家さん。夢中になったゲームのヒロインにそっくりな女性が大学のキャンパスに!二度振られてもめげない主人公はある日、彼女のSNSに誹謗中傷するアンチ輩を発見する。彼女を傷つける奴を僕は許さない!絶対許さない!!◆この表紙にタイトル。そしてあらすじ。もっとぶっ飛んだサイコパスな展開を勝手に想像しちゃったせいもあって、イマイチ波に乗り切れなかった💦けど、語り手となる主人公の陰キャな独特の言い回しなどハマる人にはハマりそう!

2021/05/01

えりこんぐ

昔ハマったゲームキャラにそっくりな子に恋をした主人公。2回フラれても、俺は彼女を守るんだ!....って普通に考えたら怖い。エマちゃんが物事に動じない子でよかったね。オタクな彼の語りは面白かったけど、いろんな意味で主人公はアウトだ。もしあのとき、榊ちゃんとランチに行っていれば何か違う未来があったかもしれないのにー。【図書館】

2021/04/22

男「あなたが好きです」女「ごめんなさい」男「わかりました、ではあなたをずっと守ります」ちーがーうだろー!!ゲームオタクの大学生の主人公は、ゲームヒロインにそっくりの美女に一目惚れ。振られてもまったくめげない日々だが、彼女のSNSに誹謗中傷が書き込まれていることに気づく。阻止せねば!俺が彼女を守る!..なんか、ピュアって罪。猪突猛進の主人公が愛らしくも思えるが、普通に考えたら普通にヤバい人。最後の方は流石に引いた。とはいえ独特のオタッキーな文体に引き込まれ、面白く読んだ。大学生活の雰囲気もリアルでいい感じ。

2021/04/16

うまる

オタク大学生が女性を守る為に戦った全記録!『ラメルノエリキサ』以来お久しぶりですが、ちょっと暴走気味な思考が流れていく文体がとても好き。小ネタの量がハンパないし、個々のエピソードの入れ方も良くできています。熱中しないタイプの方や、ゲームとかがなかった世代の方にはわからないのかもしれないけど、オタク気質には分かる所が多々あって、全体的に楽しく読みました。現実世界が面白くない時に拠り所だった完璧な世界、いつまでその完璧な世界を求めていていいのかという葛藤も良かった。大学生って社会人手前の微妙なお年頃ですよね。

2021/10/01

よしぱん

★3 ボクは大学でサバゲーサークル所属のぽっちゃりオタ。昔ハマったゲームのヒロインに似たあのコに片想い、いや崇拝しとります。誰だ?あのコに嫌がらせしてくるヤツは。ボクがあのコをストーカーから守るんだ。たとえあのコに彼氏がいるっぽくても、彼氏が複数いるっぽくても、性悪女っぽくても・・。あのコの姿を見るだけで時間が止まる、モノクロームな世界に色がつく。それでいいんだ、それで。

2021/08/06

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