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コロッサスの鉤爪 (角川文庫)

コロッサスの鉤爪 (角川文庫)

コロッサスの鉤爪 (角川文庫)

作家
貴志祐介
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-11-21
ISBN
9784041108895
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コロッサスの鉤爪 (角川文庫) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

シリーズ4作目【後編】まずは『鏡の国の殺人』泥棒キャラが定着してしまった榎本に殺人犯の容疑が掛かってしまう。純子の珍推理?!を聴きながらリモートでの犯人探し。芸術×科学を用いたトリックは超難解でドラマ見てなかったらイメージ出来なかった。続けて『コロッサスの鉤爪』海上で起きた殺人事件(此れを密室と呼ぶべき?!)被害者はクズ野郎。トリック云々よりも犯人に同情してしまった。榎本と純子の関係性も更に定着した感じはするも、トリックがどんどん難解になり過ぎている気が…。貴志先生、次作はもっとシンプルにお願いします!

2021/06/17

sin

『鏡の国の殺人』どうやら青砥先生は榎本=泥棒が頭から離れないようで、ことあるごとに脳内でツッコミを入れているのだが、彼に対する密室のアリバイ崩しへのライバル心も拭いがたいようで、『コロッサスの鉤爪』では不死身メンタルで、とんでもアイデアを繰り出し続ける。そのやりとりに声を出して笑ってしまった。そして僕の脳内では依然として榎本=大野くんは揺るがない(笑)。#ニコカド2020

2020/11/25

ニカ

トリックが難しくて、推理はあまり面白くなかった。榎本と青砥の掛け合いがコントみたいで面白かったけど、登場人物のキャラがくどい時もあったかな。

2022/01/21

森オサム

防犯探偵・榎本シリーズ第4弾(文庫「ミステリークロック」も第4弾だったけど、単行本の分冊なので第5弾とは呼ばないんですね、裏表紙に寄ると…。)。「鏡の国の殺人」はとにかく難解で、これを解くのは不可能じゃ無いですか?。図解がちょいちょい入るが、ほぼ理解出来ませんでした。なので「コロッサスの鉤爪」の方が良かったかな。両作共に専門知識が無いと想像すら出来ないトリック、と言うのは同じですが、まだこちらが理解し易く、ストーリー性も多少あるので面白かったです。しかし、青砥弁護士のキャラはすっかりお笑い担当ですね…。

2021/02/19

えみ

剛毛で毛むくじゃらな心臓の持ち主として殿堂入りを果たしている弁護士・純子と、泥棒なんだか防犯コンサルトなんだか…正直似たり寄ったり同系統のお仕事?をしつつ名探偵殿堂入りの榎本が活躍するシリーズ第4弾。「鏡の国の殺人」「コロッサスの鉤爪」の二篇収録。どちらもよく練られたトリックで、謎解きは知識の宝庫と言っても過言じゃない!事件1つ解決ごとに何かしら新たな知識を身に付けられて一石二鳥小説。密室、不可能空間からの殺人を少しの手掛かりで鍵を作成、あっと言う間に開けてしまい可能空間へと繋げる。さすがは防犯探偵!!

2021/06/26

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