一生忘れない怖い話の語り方 すぐ話せる「実話怪談」入門
一生忘れない怖い話の語り方 すぐ話せる「実話怪談」入門 / 感想・レビュー
ヒデキ
実話怪談の作り方を現役の怪談師である吉田さんが述べています。特に怪現象の集め方、まとめ方は、凄いなあと思って読んでいました。 吉田さんの語りの勧め方が判る内容になっていました 後半の怪談の歴史も面白く読みました
2021/05/04
かおりんご
再読。きちんと実話怪談を書くことを意識して読むと、とてもためになる!私の書いた作品がいかに稚拙だったか、、、これから行う実話怪談の取材方法も勉強になった。相手のことを疑うそぶりは見せない、これ重要ですね。この本は、怪談業界に参入する、したい人のバイブルとも言えます。
2022/04/20
かおりんご
先日、某怪談師さんから「実話怪談を書いてみたら?」と勧められ、勢いで竹書房に投稿してみたのですが、吉田さんの本を読んでからにすればよかったと、ちょっと悔やんでしまいました。この本、これから怪談を子供たちに語ったり、実話怪談を書いたりする際に、非常に参考になります!絵本の読み聞かせ的に読むならできるから、配信してみようかなぁ。でも、配信ってどうやって始めればよいのやら。なんでも挑戦ですね!
2021/03/14
いちろく
「一生忘れない」、「語り方」、「すぐ話せる」に興味を惹かれた訳でもなく、「怖い話」と「入門」に惹かれて手にとった一冊。怪談というジャンルに基礎から踏み込んでいる内容で面白かった。一方で、客観的に解説してくれているので手品の種明かしの様でもあり、怪談を純粋に楽しみたい人向けの本ではない印象も抱いた。ジャンルを問わず大切な事も押さえている辺り、著者の人柄が現れている感じもした。
2021/06/16
ワッピー
読み友さんのコメントから。実話怪談の定義、取材・編集の仕方、例文を引きつつ書き方の文体や視点についての解説、また語り方からコンテストで勝つための傾向と対策、怪談業界史までを網羅する充実の一冊でした。経験者と語り手の差分を埋める構造や「チルポイント」の考え方など、書き方のノウハウは怪談のみに留まらないヒントがありました。最近はコンテストが増えたものの、語り手に比べて審査員の経験が少なく、工夫や技巧が通じない場合もあるという愚痴も面白く感じました。古くからある怪談が今後さらにどう進化するか、興味が尽きません。
2021/09/03
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