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因縁 (角川文庫)

因縁 (角川文庫)

因縁 (角川文庫)

作家
福田和代
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-02-25
ISBN
9784041109656
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因縁 (角川文庫) / 感想・レビュー

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坂城 弥生

最後まで読んで、タイトルに改めてゾクッとさせられた。

2021/05/13

きょん

妹の治療費を稼ぐため、死んだと聞かされていた父を知る黒江という男に金塊強奪に誘われるまま参加してしまう主人公。黒江が殺されているのを発見する冒頭から五里霧中な状況で出頭する事も出来ず積極的に事件を追う事も出来ず、やり過ごせるのではないかと考えてしまう主人公が等身大で、歯がゆいけど理解できる。ごく真っ当に生きる小市民が機会と動機がそろってしまうと犯罪に手を染める危うさも感じられたが、救いの見える結末で良かった。しかし、主人公母子の不幸の根源である父親にも因果応報があればもっとすっきりしたかも。

2021/05/15

YH

物語自体は面白かったし、曽我さんの見せた男気に感動もした。ただ、時系列が細切れにされてるからか、集中力が途切れがちで読了に時間がかかった。

2023/01/03

ホッティ

今日は、福田和代さん「因縁」角川文庫を読みました。 これは単行本「黄金の代償」を改題しての文庫化です。 舞台は関西圏である兵庫県と大阪府が中心です。 内容は、5億8千万円の金塊強盗をした男性が何者かに殺されます。その犯人捜しを相棒である男性が担いますが、一筋縄ではいかないのです。中々殺人犯人も見えてきません。 しかし、上下左右に物語が展開するので面白く読めました。特に兵庫県南部沿岸部のことが分かれば、尚更面白いと思いますよ。 福田さんの次回作にも期待ですね。

2022/01/03

chiri

1/3位読んだ所で白内障やらで半年ほど放置していたが、ようやく読了。葉山くんは、間違った時は辛くても逃げずに向き合う方が結局は正解なんだと思わせてくれた。

2023/12/18

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