八号古墳に消えて (角川文庫)
八号古墳に消えて (角川文庫) / 感想・レビュー
Walhalla
大阪府警シリーズの4作目です。主役の二人組刑事、通称『黒マメコンビ』の登場としては第3弾となりますが、いつもの大阪弁での掛け合いが面白すぎます。これはもう、芸と呼べるレベルですね。殺人事件の捜査中でありながら、ちょいちょいサボる様子も憎めません。真面目なのか不真面目なのか、でも行動力の高さと勘の良さは一流の刑事ですよね。 今回は、考古学界の古い確執や古墳発掘現場の掟など、普段はあまり知ることのない部分に触れる機会にもなって良かったです。
2022/04/22
mr.lupin
黒川博行さんの著書28冊目を読了。大阪の遺跡発掘現場で、考古学会の実力者、浅川教授の遺体が見つかった。これは、事故か、殺しか?大阪府警の「黒マメ」コンビが捜査にあたり、相変わらずの軽快な大阪弁でのやり取りで、真相に迫っていく。古墳とか考古学とか、普段ほとんど接する機会が無い話で、中々と興味深い内容だった。しかし、黒川さんの大阪弁の小説は、メッチャテンポが良くて読みやすいな、⭐⭐⭐★★
2024/08/20
ミーコ
文庫本の新刊…と図書館で借りました。なんと30年前の作品でした(笑) 推理もさる事ながらクロマメコンビの会話が面白い。マメちゃん、とぼけた感じなのに頭が回る ギャップに笑えます。「私」こと黒木さんは冴えないまんま(笑)
2021/12/18
くろにゃんこ
黒まめコンビが今回も奮闘します。マメちゃん頭いいなぁ。古墳の発掘・・・地道な作業ながら宝探しのようなワクワクさロマンだなぁとは言ってられない事件ですが(-_-;)やはりそこには教授からの人間関係がどろどろと・・・最後の「女なんて、そんなもんでしょ」に腹が立った(-"-)
2022/06/02
ピロ麻呂
安定の黒川博行作品✨大阪府警刑事コンビの掛け合いが笑える😊本当に漫才のよう。ミステリーとしても本作はシンプルで読みやすかった。
2021/11/17
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