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拝み屋念珠怪談 緋色の女 (角川ホラー文庫)

拝み屋念珠怪談 緋色の女 (角川ホラー文庫)

拝み屋念珠怪談 緋色の女 (角川ホラー文庫)

作家
郷内心瞳
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-07-16
ISBN
9784041113189
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拝み屋念珠怪談 緋色の女 (角川ホラー文庫) / 感想・レビュー

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みっちゃん

かつての依頼者から渡された12冊ものノート。びっしりと書き込まれていたのは彼女が様々な人から聞き取った怪異の数々。次々と語り手がリレーのように繋がって200もの不気味な話が集まる、これだけでかなり異様なものを感じるが、ラストの話に思わず鳥肌。霊能者の前に現れた明らかに生身ではない少女。この出で立ちには見覚えが…と思ったらやはり。ああ、出てきたか。何故、郷内さんと何の関わりもない人のところに。しかも彼女の亡くなった娘さんの名前が○○○とは。やっぱり、また新たな怪異に巻き込まれてしまってますね、郷内さん…

2021/07/30

眠る山猫屋

え~っ!奥様と一年近く連絡がとれてないっ!?という衝撃の独白から、かつての依頼人から渡された怪談収集ノートへと。依頼人をすっかり忘れちゃってる郷内さん、あんまりだよー。念珠とある通り、体験者から紹介されての怪異譚、これはしばらく続くんだろうな。一時期の究極の悪意みたいな存在は出てこないけど、インパクトのある怪異も多数。最後には“あの子”も姿を現して・・・。いろいろ期待して待てそう。

2021/07/26

HANA

実話怪談集。著者が相談者が集めた怪談を紹介するという構成。話者が数珠繋ぎになっているのは、百物語本来の形という感じがしてほっこりする。こういう一人が怪談を収集するという形式で期待するのは集めている人間の身にも怪しい事が起きるという事なんだけど、それに関してはちらと触れているだけ。むしろシリーズものらしく、著者の過去に対峙した怪異の占める比重が大きい。ただそちらに関しては「またか」と思う気分も。ホラー映画の続編続々編で怪異の源泉が蘇ってくるのを見る気分かな。とあれ続編ではどう関わって来るのか気になります。

2024/06/20

坂城 弥生

なにか大きな力がどこかに導いているような感じを受けました。

2021/11/02

らすかる

56編からなる実話怪談集。今回は相談客だった女性が集めた怪談を紹介するかたち。いつものようにサクッと読める奇妙だったりゾクッとしたり、様々な怪異が楽しめる。気軽に楽しめる、悪く言えばそこまで怖くないかな~なんて思っていたら!! そうきますか!!これはどう収まるの~?!😱

2022/02/13

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