千里眼の復活 (角川文庫)
千里眼の復活 (角川文庫) / 感想・レビュー
ひこうき雲
臨床心理士、人の心の動きを読める、容姿淡麗、車はランボルギーニ・ウラカン、基地からヘリを奪い、リッターバイクも難なく乗りこなす。射撃の腕も抜群、最新戦闘機もぶっ飛ばす!良い意味で真面目に読めないです(笑)。最近、小難しい話が多くてこんなエンターテインメント少なくなってきた気がします。次作も楽しみ!
2021/07/23
Yunemo
待ちに待ってた岬美由紀の活躍、12年振りの登場、心躍りはしたんですが、当時の観が戻らないままに読了です。先ずは復活というタイトルにも違和感が。物語としては復活したのでしょうが。自身の頭の中で、著者の生み出したヒロインたちが錯綜して岬美由紀の独自性が薄れてしまっているのかも。最後に読んだキネシクス・アイの時何歳だったのだろう、今回28歳として登場しているけど。ブラウスにロングスカートで通した意味はあるんだろうか、等々愚にもならない想いばかりが先行して。千里眼たる所以が薄れている感もあり、今後の展開を待って。
2021/04/29
ひさか
2021年4月角川文庫刊。書下ろし。千里眼・新シリーズ11作目。The Startを読んだことがありますが、こういう展開になっているとは思いもよりませんでした。ステルス戦闘爆撃機が盗まれて日本が焦土に。パニックものというか破局ものというか、スピード感は買いますが、相当に無理な展開があって、ヒロイン以外は、マンガ的な阿呆揃いじゃないかと思います。ですが、次も楽しみです。
2021/07/06
よっち
航空自衛隊基地から奪い去られた最新鋭戦闘機。同じ頃、在日米軍基地からも同型機が姿を消していることが判明。捜査が停滞する中、取り調べに協力することになった岬美由紀が思ってもみなかった事態に巻き込まれてゆく物語。22年ぶりの物語に懐かしくなりましたが、奪い去られた最新鋭戦闘機がもたらした惨禍、わずかな手がかりから真相に迫り、意外な組み合わせで決戦に挑む展開を読んでいるうちに、いろいろ思い出してきて懐かしい気持ちになりました。でもこういうもの読むと日本の離島管理が果たして大丈夫なのか、心配になっちゃいますね…。
2021/06/08
綾@新潮部
小学館の頃から読んでいた千里眼シリーズ。KADOKAWAの完全版も読破していたが、久しぶりにこのシリーズを読んでいると懐かしかった。ダビデとか友里佐知子!名前が登場するくらいだけど、昔の記憶がばばばーっと蘇った。千里眼シリーズらしいスケールの大きさは相変わらず。残酷な場面も多いし、このご時世だと更に胸に重くのしかかってくる感もある。でも、岬美由紀の変わらない強さと純粋な気持ちが味わえて良かった。次の作品を読もう。
2022/03/17
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