CLAMP PREMIUM COLLECTION 東京BABYLON (1) (単行本コミックス)
CLAMP PREMIUM COLLECTION 東京BABYLON (1) (単行本コミックス) / 感想・レビュー
佐島楓
最初のコミックス版が店頭に並んでいたころから知っていたのに、なぜか読んでいなかった。今回手に取って、社会派な内容に驚く。バブル末期の狂乱する東京の片隅に追いやられ、搾取されたり傷ついてきた女性たち。その心の傷を「祓う」陰陽師の昴流。『Ⅹ』につながるのはこういう話だったのか、という発見があった。毎月連続刊行のようなので、追っていきたい。
2022/06/13
眠る山猫屋
再読。まだスカイツリーが存在せず、東京タワーが東京という街のシンボルだった頃。マイケル・ジャクソンの蝋人形が飾られていた時代。陰陽師の末裔・皇昴流と北斗、そして桜塚護星史郎の和やかな日々が語られる・・・いずれ来る悽愴な刻を感じさせない日々。不穏な予兆。「好きという感情があれば、夢がみられます。夢がなければ生きていけないから」そんな星史郎の言葉が虚空に響く。
2023/11/08
辺辺
超久しぶりにCLAMPさんの旧作を読んだ。懐かしいな。これに釣られて色んな思い出が甦る。例えば、A棟常連の同世代の高河ゆんさん、紫宸殿さん、えみくりさん、尾崎南さんetc.(今時の若い子にはどれだけ通じるかは謎だが、自爆)我が青春ってやつですかね。(遠い目)
2022/12/09
あつ子🐈⬛
「災いなるかな バビロン 神の怒りに沈む都市」 ひゃー懐かしい。初出は1990年。作品にも時代が反映されています。まだスカイツリーは無い。エコロジーブームにシャネルのスーツ。役が欲しくてプロデューサーと寝る売れない女優さんの話なんて、今の方がいろいろ考えてしまいますよ。奇抜な言動だった北斗ちゃんも、今なら"普通の女の子"なのかもしれないな。
2023/10/25
Tommy
アニメイトにて、懐かしいタイトルとビビットな表紙に惹かれて購入。昴流君が解決している事件がこんなにリアルな内容だったんだなぁ〜と改めて読み返した。思春期の頃に読み込んでいたけど色々うろ覚えだった。手袋の事とか。2巻も楽しみ。
2022/07/11
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