CLAMP PREMIUM COLLECTION 東京BABYLON (5) (単行本コミックス)
CLAMP PREMIUM COLLECTION 東京BABYLON (5) (単行本コミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
居場所の無い老人の願い、独りカラオケをする女性の声、そして透析をする少年と母親の苦悩。どれも重たいテーマだが、今でも変わらない問題ばかりなのが、より空気を重くする。孤独や寂しさが人間を生き辛く追い詰めていく。それは寄り添うものがいても解決はしない、ただ少しは軽くしてはくれるのだろうか。昴流が少しだけ、自分に向き合おうとする巻だった。
2023/11/08
りぷれ@灯れ松明の火
お爺さんの話は、リアルタイムで読んだ時は「娘の家族酷い…!」と思ったけど、今となっては娘の気持ちもわかる…。ラストに娘家族のお爺さんへの想いが聞けて、お爺さんは満足したんじゃないかな。透析の男の子の話もこの巻だったのか。ここから話が大きく動くのと、清史郎の本性が明らかになっていくんですよね。怖い…。
2023/07/02
青夏
新装版5巻。 東京BABYLONの中でも特に衝撃が強かったおじいさんのエピソードがある巻。昔読んだ時にあまりの衝撃に涙が止まらなかったことを思い出しました。作品を通して社会派な漫画ではありますが、こうした軋轢があることをこの漫画で学んだことを覚えています。 ラストは星史郎に起こった事件に衝撃を受ける昴流。 北都ちゃんの言葉が現実になるのか。
2022/12/17
愛華
お祖父さんの話は昔はそこまでピンと来なかった。でも歳をとって大人になり、家族にお爺さんと同じような生活してるような家族が身近になる歳になった今、お爺さんの娘さんの気持ちも分からなくはなくて、別の意味でも胸が痛くなった。これは高齢社会になった今の方がよりクる話だと思う。きっと事故に遭わなかったら、あのバナナ、最悪余計なもの買ってと叩き落とされてたかもしれない。
2022/08/12
だいらかずよ
おじいさんの話この巻だったか…しかも透析の男の子の話もここか…
2023/05/08
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