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小説の小説

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作家
似鳥鶏
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-09-02
ISBN
9784041117354
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小説の小説 / 感想・レビュー

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starbro

似鳥 鶏、三作目です。著者がかなり楽しんで書いている、遊び心お腹一杯アイロニーたっぷりの実験的超次元小説短編集、オススメは『日本最後の小説』です。特別書き下ろし短篇「かみつき小説」のオマケつきでした。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322104000679/

2023/01/20

やっさん

★★★★☆ とにかく全部バカすぎて、終始笑わされた。収録4作ともウィットに富んでて読み応えあるけど、2作目「文化が違う」が特に最高。登場人物の命名って、その印象を作家と読者で一致させるための大事な作業だよね。

2023/05/28

NADIA

小説の殻を破ってみました、という実験的な4作。中では単語に伴うイメージのギャップを追求した『文化が違う』が一番面白く読めたかな。性質上、笑いに寄りがちだしね。むしろ展開的には普通のファンタジー小説も名前の付け方ひとつでギャグになるんだな、と感心した。可憐なヒロインの名前は「マッスルゴリラ=ウンコナゲル」だ。この世界ではキラキラネームだそうだ(笑) 伝説の剣は「ポッキー」だし、悪の大魔王は「シンソツクン」。似鳥ワールド展開だ。最終作の『日本最後の小説』は検閲をくぐるための表現・表記の模索。背景が怖すぎる。

2023/04/12

かなり冒険した小説。小説と呼んでいいのかってくらい好き勝手やってます。遊び心というか発送がスゴイ。

2022/10/18

オーウェン

似鳥さんは前にも叙述トリックだけの作品を作ったことがあったが、今作もまた実験的な試み。 いわゆるメタを描いた4編だが、かなり好き嫌いが分かれそうな中身。 個人的には2作目の「文化が違う」は面白かった。 中世と魔法の世界にタイムスリップした現代人がその世界に慣れようとするが、ゴリラだのアトデウラギルだの、日本語と真逆のような言葉が飛び交うやり取り。 最後の晩餐で出てくる、アレを使った料理はおいしくても簡便だけど(笑)

2022/11/11

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