優雅さとミステリー つれづれノート41 (角川文庫)
優雅さとミステリー つれづれノート41 (角川文庫) / 感想・レビュー
優希
自分の世界を作ることができるようになったら。家と庭と畑の往復の中で考えている色々なこと。そう、同じ日は2度とないのです。
2023/05/14
ゆきらぱ
まずタイトルが良い。優雅さとミステリーって何?と思った。その意味も意味不明なような面白いような。銀色さんの暮らしはすっかり故郷宮崎に馴染み、良い感じです。温泉生活が羨ましい。 文中の銀色さんの兄の言葉「逃した幸運もまぬがれた不幸もわからない」、これ深いですよね。自分の人生でも気づかない事がたくさんあって終わるのでしょうね。でもそれが幸いなのかもしれません。
2022/08/04
たっきー
つれづれノート41巻。宮崎での暮らしが落ち着いてきて、野菜作りと温泉が生活の中心になっている。一時のスピリチュアルばかりになっていたときより、安心して読める。「(病気やアクシデントは)どんなことも、起こるか起こらないか、誰にもわからない。〜何が起こるかわからないのだから、何かが実際に起こってから考えるしかない。それまでは自分でできる最善策を自分なりに考えて生きるしかない。その最善策の選び方が「生き方」というものだ」、「無理やり意味をつけないでそのまま受け止める」、「逃した幸運もまぬがれた不幸もわからない」
2022/07/10
かめぴ
つれづれなるままに。続けるってそれだけで凄い。ゴロゴロするのも全て自分で決めた事。庭かぁ…私もやらなきゃ。のんびりな日常。
2023/11/04
きのこ
つれづれノートは新刊を見るとなんとなく買ってしまう。すっかり宮崎に腰を落ち着けた銀色さんは庭や野菜作りなど畑仕事に余念がない。でも銀色さんのことだから、この先何かのきっかけでまた違うことに関心を持ってそちらに突き進むことだってあるかもしれない。こうやって人の人生を垣間見てるような文章が心地よい。日記文学は日本文学の特徴だ、みたいなことを以前どこかで読んだ。そうなのかな。銀色さんも更級日記などの流れの末なんだろうか。
2022/07/17
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