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心心 東京の星、上海の月

心心 東京の星、上海の月

心心 東京の星、上海の月

作家
石田衣良
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-03-24
ISBN
9784041117927
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心心 東京の星、上海の月 / 感想・レビュー

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starbro

石田 衣良は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、東京と上海を舞台にした声優青春冒険譚、気楽に読めます。続編もありそうな雰囲気でした。 井上陽水の『なぜか上海』をBGMに、このレビューを書きました♪ https://www.youtube.com/watch?v=qckBYgQ9qfE https://www.kadokawa.co.jp/product/322105000253/  

2022/04/20

モルク

声優養成学校に幼なじみ浩平と入学した陽児。そこで出会った上海からの留学生心心はボロアパートに住み気さくな子…だが実は中国で指折りの大会社社長の一人娘だった。彼女の持つ株をめぐり一族の騒動に巻き込まれ舞台は東京から上海へ。いつの間にか逞しくなっていく陽児。心心を守りたいという思いに溢れ男の子から男になっていく。あまりアニメに強くないので、もう少しその方面を知っていれば、もっと楽しめたかもしれない。だからただ単に浩平はお調子者でちょっとウザかったな。

2022/08/30

美紀ちゃん

石田衣良さんの本は中学校に置けない本が多いけれどこれは大丈夫。エヴァンゲリオン、ジブリ、ガンダム、ドラゴンボールなど、日本を代表するアニメネタがたくさん。心心がアニメを見て学んだこと。お金や権力、家柄ではなく、普通に頑張って生きている人の値打ち。普通に生きている人が1番強い。上海の文化や生活、中国人の考え方も、知らない事ばかりで学べた。でも、中国人怖い。やりすぎ。犯罪だよ叔父さん。友達を人質に取られバスから友人4人を救出し、存分に自分の意見を言えた心心。ラストはアッという間だったが、光さす終わり方。

2022/05/13

☆よいこ

[東京編]声優専門学校に入学した石森陽児(いしもりようじ)は入学式で陽心心(ようしんしん)と知り合う。ふたりは、お調子者の手塚浩平、元高校球児の藤子健太郎、モデルの大島遥、ナレーター希望の萩尾真琴の6人でC組三班として活動する。声優を目指して切磋琢磨していく青春ストーリー[上海編]心心は上海のスマホメーカーの創業者の娘だった。株主総会で重大な決断をしなければならない。陽児は相談役として心心と共に上海へ行く。しかし心心の叔父が自分に有利に投票するよう、脅かしてきた。大きな陰謀とプレッシャーに心心は悩む▽

2022/10/31

どぶねずみ

6人で一つの班を組み、声優になるために必要な訓練を繰り返す専門学校での学生生活。4割ほど読み進めると、青春ものか、恋愛ものか、いずれにしても石田衣良さんらしいなと感じた。 しかし、大企業の株主総会を巡り、学生6人が権力争いに巻き込まれてハラハラさせられる。身分を気にせずに仲間を助け出すシーンはとてもカッコよかった。これなら惹かれるよなぁと思ったが、そこは記述がなく想像次第で少し残念。 結局のところ、株主総会での議決権行使は私でも予想できる結果だったが、卒業後が気になるので続編希望。

2022/06/02

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