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天国の修羅たち (角川文庫)

天国の修羅たち (角川文庫)

天国の修羅たち (角川文庫)

作家
深町秋生
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-08-24
ISBN
9784041119419
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天国の修羅たち (角川文庫) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

嗚呼、兼高にまた会えた。いや出月だよね。地獄に煉獄ときて完結編は天国か・・今回も沢山死ぬ。もうね、警察組織なんてどうでもよくなっちゃうのだ。とにかく出月が生きてる事!死ぬより苦しい生きることを、ただ穏やかにその時まで生きること。これが全て。今作は神野目線で物語は進むのだが、神野もよく生き残ったよね。はぁ・・溜息しか出ない。その後の神野で番外編があるのだろうか?いや、これで終わりで良いかな。だって、その時はもう出月はいないのだ。

2022/10/11

ナルピーチ

ヘルドッグスシリーズ完結編。一作目の後日譚にあたり兼高昭吾のその後を知る事ができる。“地獄”の底に突き落とされて始まった物語は凄惨なる描写を見せつけながらも極道と警察組織に飼われた男の人生に焦点を当てた。過去へと遡り、後の血なまぐさい抗争へと続く火種を“煉獄”の狭間を通して知った。全ての黒幕どもを葬り去る為、行けるはずもない“天国”を追い求めて最後まで足掻き続ける姿を見ることができた。修羅の道を歩んだ狂犬どもの果てなき末路。三部作を通してこの物語の世界感にどっぷりと浸かり込む事ができて良かった。

2024/11/04

ずっきん

ヘルドッグスシリーズ完結編。前二作と深町氏が大好きなので、映画公開に合わせた文庫書き下ろしだろうが、薄かろうが、読まない選択肢はない。テンポよく、スピーディーに、都合よく、手抜き無しヴァイオレンスの波状攻撃で「兼高ぁあああ!吾妻ぁあああ!」なファン心理を(めずらしく)満たしてくれる完結編だった。ラストも(めずらしく)沁み沁み。はぁー、よかった。書いてくれてありがとうございます。ところで映画の岡田兼高も坂口室岡もすごくよかった。ただ、原作かヤクザ組織の知識がないと、敵味方が全くわからないもようです笑。

2022/09/27

H!deking

ヘルドッグスシリーズの完結編ですね。兼高のその後が描かれています。導入からハイスピードで一気読みでした。今週末映画行ってきます。楽しみ!

2022/09/15

タックン

深町秋生繋がりで読んだ。シリーズ最終作みたいだけどこれだけ読んでもだいたいわかる。刑事がヤクザつぶしにヤクザ組織に潜入して血で血を洗う抗争の果ては・・・?ほんと旋律の修羅場と化したしょうもないty版劇。 一人の優秀な若い女性刑事の活躍だけが癒しだった。 発端は政治家のバカ息子のお遊びがヤクザにつけこまれてっていつものパターン・・・国会議員は2世3世ばかりだから現実もヤクザや海外のスパイにつけこまれてるよなあ。

2022/12/07

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