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永遠の昨日 (角川文庫)

永遠の昨日 (角川文庫)

永遠の昨日 (角川文庫)

作家
榎田尤利
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-03-23
ISBN
9784041119679
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永遠の昨日 (角川文庫) / 感想・レビュー

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りゅう☆

交通事故で浩一が死んだ…ハズなのになぜか生きてる。死んだことを受け入れたくない満。でもだんだん浩一の存在が他の人から見えなくなってきて…。ノベルズ版、単行本からの大改稿版。前作に比べ会話より満の心理描写が多め。でもその言葉の選び方がさすが榎田さんでスバラシイ。登場人物の設定が違ってたり、今まであったシーンがなかったり、新たなシーンが増えてたり。初キャンプがいい。旧版新装版は満が大学生になったところで終わるけど、今回はこのコロナ禍現代へ。「みっちゃん。俺と同じくらい、好きになれる人と出会って」という言葉を→

2022/03/25

りゅう☆

祝ドラマ化。1話鑑賞の都度、原作へ。この角川文庫版のみ掲載されてるキャンプのシーンはキュン度数上がりまくり。原作読みながら映像シーンが甦るんだけど、やっぱり榎田さんの言葉一つ一つが深い。ラストの浩一視点は胸がギュッとしまくり。ドラマでもっともっと榎田さんの言葉を使ってくれてたらいいのになーって。「もう逝って、いいよ」一番グッとくるこの言葉がなかったのが残念。浩一役小宮璃央くん、満役井上想良くん、キュンさ、切なさ、悲しさ、嬉しさを魅させてくれてありがとうございました。【再読祭】

2022/12/09

papako

白泉社版を読んでいて『もう逝って、いいよ』にやられていて、加筆があるとのことで読んでみました。かなり記憶と違っているけど自信ない。なので白泉社版を再読しよう。いろいろ違うかもしれないけれど、甘い甘いお話には違いなかった。そして最後の『もう逝って、いいよ』やっぱりいいな。

2024/09/30

イオちゃん

高2の浩一と満。二人で登校中、交通事故で浩一は即死、だったはずが…。身体は損傷、心停止、なのに、会話ができて、実体もある。オカルトファンタジーではあるけれど、日常がいきなり切り取られることを受け入れられない二人の葛藤が切ない。別れは避けられないけれど、神様がくれたアディショナルタイムを有効に使えて良かったね。

2022/04/13

Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです

《あらすじ・感想》高校生の満と浩一。二人は体格も性格も正反対と言っても過言ではないような人だがお互い強く惹かれあっていた。そんなある日の冬の朝。浩一はトラックに撥ねられ頭も変形、骨も変形、内臓も潰れていた。それなのに何食わぬ顔顔で立ち上がった浩一。いつものように笑ってみせた浩一は確かに「生きて」いるけれど次第にクラスメイトは浩一の存在を忘れ始める。生と死、性と青春物語。ラベルに書いてある通り泣けて泣けて仕方なかった。感動。ドラマ化されてるらしいのでちょっとみてみたくなる。是非一度読んでみては。

2022/11/26

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