KADOKAWA Group

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警官の道

警官の道

警官の道

作家
呉勝浩
下村敦史
長浦京
中山七里
葉真中顕
深町秋生
柚月裕子
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-12-20
ISBN
9784041120767
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警官の道 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

7人の作家の書き下ろしアンソロジー!どれも期待通りのワクワク感でこのままシリーズ化になって続きが読みたい話ばかりだった。ザックリ私の心を試されるような葉真中さん、中山さん、下村さん。絶対にその後が知りたい深町さんに柚月さん。何とも言えぬ怖さを感じた呉さんに、シスター強すぎて笑ってしまった長浦さん。いろんな警官がいた。あぁ、幸せな読書だったが、次はもう少し長いのを読みたい。どこまでも我儘な読者です私。

2022/01/11

まちゃ

7人のミステリー作家による警察小説アンソロジー。警察小説と一口に言っても作家さんによって色々な切り口があるものですね。人気作家の競演を楽しめました。自分の好みは、葉真中さん「上級国民」、下村さん「見えない刃」、柚月さん「聖」。分かりやすい刑事ものが好き、ってことですかね。

2022/01/29

ひさか

2021年12月角川刊。書き下ろし。葉真中顕:上級国民、中山七里:許されざる者、呉勝浩:Vに捧げる行進、深町秋生:クローゼット、下村敦史:見えない刃、長浦京:シスター・レイ、柚月裕子:聖、の7編の豪華な警察小説アンソロジー。葉真中さんのどんでん返しが面白い。中山さんは、刑事犬養シリーズらしいが奮わず。深町さんジェンダーテーマだが警察小説には珍しい展開が興味深い。長浦さんの元フランス特殊部隊にいたシスターレイの活躍が凄くて楽しい。柚月さんの希望のある話が心地良い。聖が警察官になるストーリーが読んでみたい。

2022/04/24

ノンケ女医長

警察小説の短編集。「上級国民」と「聖」の2作品がお気に入り。「聖」は、不遇な家庭環境に生まれてしまった。本人は何も、悪くない。出自を恨む気持ちは痛いほど良く分かる。その気持ちはどんどん大きくなるばかりで、勘の鋭い男に気づかれてしまった。聖が、その男性と出会うことがなかったら、極悪の道を選んでいたんだろうな。翻意し、例え親への気持ちがどうあれ、警察官を目指すと決めた覚悟はとても清々しかった。彼のような生育環境から警察官になった人は多いと思うし、応援もしたくなった。

2022/11/05

モルク

7人の警察小説名手の作家さんによるアンソロジー。葉真中顕氏「上級国民」死亡事故の加害者は現知事の甥で次期県知事候補。公安刑事が知った真相は。深町秋生氏「クローゼット」えーっ?この題名ってそんな意味があるの?一歩前進した萩野刑事、頑張れ!長浦京氏「シスターレイ」予備校教師の玲の本当の姿が格好いい!柚月裕子氏「聖」は「孤狼の血」のスピンオフかな。どの作品もその作家さんらしさに溢れ堪能できた。

2022/08/26

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