高校事変 XII (角川文庫)
高校事変 XII (角川文庫) / 感想・レビュー
W-G
過去作の登場人物や兄妹での共闘、そして他シリーズとのクロスオーバーまで、サービス精神満載で、それでいてアクション物としての軸がぶれることのないまま上手く盛り上げてくれた。終盤の、森本学園に艦隊が押し寄せてからの展開は、予想を遥かに突き破る勢いの逆転劇で、空いた口がふさがらなくなる(誉め言葉)。ラストもここまで大団円でまとめてくるとは思わなかった。しかしどうやら、ここでおしまいではないようなので、この先、卒業した結衣に代わって、誰がどんな高校事変に巻き込まれるのか、楽しみに待ちたい。
2022/03/31
starbro
【★高校事変 完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 JK青春ハードボイルド『高校事変』の第12弾、最終巻?です。遂にクーデターにまで発展しました。とりあえずHappyEndですが、jk or 『高校事変XⅢ』、まだ燻っているようです。平和ボケしている日本だからこそ、今読むべき作品かも知れません。 https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/
2022/04/22
utinopoti27
奇想天外・荒唐無稽なストーリーでは、あの『千里眼』シリーズを凌駕する勢いの本シリーズ。今回は、ヤクザ、半グレ、ならず者国家、傭兵集団、極悪財閥等々を悉く殲滅してきたJKダイハード・優莉結衣がついに迎える長兄との頂上決戦だ。最後最後と思わせぶりに引っ張られ、気づけばもう12巻。松岡作品オールキャスト揃い踏みの超ド級アクションの連続で、今度こそ真の大団円・・のはず。だが、ささやかな達成感に酔いながら巻末の作品紹介にふと目を落とすと、そこには『高校事変13』の文字が・・・(゚△゚;)え?
2022/07/31
ひさか
2022年3月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ12作目。魔法使いかまたは、超能力者達が登場する戦争のような展開になっている。凄い。
2022/07/22
モルク
ついに結衣編最終にたどり着く。長兄架祷斗との最終決戦。めまぐるしい攻防戦にあの時の、この時の登場人物も現れ、さらに「千里眼」のあの人も「探偵の探偵」のこの人も登場しびっくり。あの憎まれ口ばかりたたき結衣に闘争心むき出しだった凛香も姉を慕い求めるようになっていた。ここにきて姉妹の絆が深まる。今後は凛香編になるのかな。ともかく結衣、卒業おめでとう!これからは優莉家の呪縛から逃れ普通の学生生活を送ってほしい。そしてお疲れさま。
2023/09/20
感想・レビューをもっと見る