1と0と加藤シゲアキ
1と0と加藤シゲアキ / 感想・レビュー
starbro
加藤 シゲアキ、2作目です。著者の作家生活10周年記念、加藤シゲアキ責任編集!、渋谷のカオスのような魅力的な作品集でした。オススメは、又吉 直樹/著『渋谷とネガフィルム』&中村 文則/著 『渋谷とビジネスホテル』&加藤 シゲアキ/著『渋谷と1と0と』です。 本書は若い読者向けに編集されていると思いますが、加藤シゲアキの戯曲&シナリオのフォントの小ささ(文庫本よりも小さい)は、オジサンおばさんに対する虐めです(笑) https://www.kadokawa.co.jp/topics/8327/
2022/11/14
アキ
ジャニーズNEWSのメンバーで「ピンクとグレー」で作家デビューして10年が経過し「オルタネート」は直木賞候補作になった。この本では、ショートフィルム「渋谷と1と0と」、戯曲「染、色」、詩など様々な活動に関わる懐の深さと、芸能界の作家だからこそ、文学界に対する真摯な思いを感じ好感が持てる。青学卒で渋谷に思い入れが強いのですね。渋谷サーガ3部作は読んでみたい。 https://m.youtube.com/watch?time_continue=10&v=xCKepf9uMaE&feature=emb_logo
2022/12/18
Ikutan
作家生活10周年おめでとうございます。現在を見つめ、未来を踏み出すために記したというこの一冊には、デビュー作から最新作までの解説や様々な対談やインタビュー、著名な作家陣と加藤さん自身の"渋谷と◯◯"をテーマにした競作が六作品も掲載され、盛り沢山の内容です。朝井リョウさんと又吉直樹さん、林真理子さんとの対談が良かった。競作で面白かったのは深緑野分さん、中村文則さん。それぞれの解説は、加藤さんの人柄が出ていて好感が持てます。重量感のある凝った装丁ですね。ただ、戯曲『染、色』は字が小さすぎて途中で断念。残念😫
2022/12/10
ヒデミン@もも
加藤シゲアキさん、作家生活10周年記念おめでとう。作家加藤シゲアキの魅力と軌跡がいっぱい散らばっていてキラキラしていた。ブックデザインは祖父江さん。さりげなくステキ。スピンが白黒の2本。粋だ。中村文則さんと羽田圭介さんの作品がすごく好み。中村さんは相変わらずの不思議ワールド。羽田さんは震災、戦争、その他の災害に対する考え方が伝わってきて、素直に私も東北に行こうと思った。作家だけではなく、平凡な人間だけど、今、どうやって生きていくのかを試されているのだと思った。
2022/11/04
亜希
発売当初に購入。内容がかなーり濃くて少しずつ読み進めたため、やっと読み終えました。ファンにとっては装丁含め、宝物のような一冊になるだろうけど、軽い気持ちで手に取った人にとってはその濃密さに面食らうかもしれないくらい、「加藤シゲアキ」の作家生活10周年の軌跡がぎゅぎゅぎゅっと詰まっています。ちなみに私はアイドルとしての加藤さんはあまり知らなくて、タイプライターズ&『ピンクとグレー』から入ったクチ。「渋谷と一と0と」の映像作品はどこで観れるのかな?次回作もとっても楽しみにしています!
2023/09/26
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