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残されたつぶやき (角川文庫)

残されたつぶやき (角川文庫)

残されたつぶやき (角川文庫)

作家
山本文緒
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-09-21
ISBN
9784041128053
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残されたつぶやき (角川文庫) / 感想・レビュー

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レモングラス

エッセイ集。P201「あさイチ」思い出話も沢山。「あさイチ」も羽田圭介さんのラジオに出演した時もすごく緊張したとのこと。作品の映像化については、私の好きな『ブルーもしくはブルー』はオンエアを見て、これは違うと思った、と。私はドラマ見ていないけど。『自転しながら公転する』の中央公論文芸賞受賞の言葉も最後に。冒頭はうつ病のことで始まっていて、王子(ダンナ様)に「出ていけ」と言い、出て行ったら「すぐ帰ってきて」と電話したり。「あさイチ」はおばあちゃんになっても自慢したい最高な出来事と。ずっと自慢してほしかった。

2023/08/31

kei302

『ばにらさま』から一年。文緒さまの“つぶやき”を集めた新刊。「このことについては、いつか書くから」が数回出てきて、はい、読みたいです、お待ちしていますと応えていた。日常の風景を切り取った写真がステキ。最後の、著者一覧を眺めていたら泣けてきた。

2022/09/27

Natsuko

まだ手元に何冊も読む本はあるのに、文緒さんの本があるとどうしても後回しにできず読んでしまう。もうほぼ全作品読んでしまい、読み終えるのが怖かったのに・・・。文緒さんの日々のリアルなつぶやきが心に染みる。心身ともに病んで苦しんだり、ダイエットに奮闘したり、やや厄介な自身のこだわりに参っていたり…50代でピアノを習ったことを知った時には「私も!」と顔がにやけた。2019年ころからは、文緒さんの終わりが近づいているのがいたたまれず、「大丈夫、悩まず楽しく生きて!」と心の中で叫び続けた。 いい本でしたが寂しいです。

2023/02/12

水色系

未収録エッセイ、SNSのつぶやきが一冊に。最近の日記を読み終えたあと、ああ山本文緒さんはもういないんだなあと、ものすごくさみしい気持ちになった。内容は明るいのに。作品は残るから、これからも読み続けたい。

2022/10/07

こみっくま🍏OTONA JAM’S

mixiに始まり、Twitterやインスタなど様々な山本文緒さんのつぶやきをメインにしたエッセイ集。ご自身の病気のこと、断食合宿のこと、友人との旅行、ご両親や旦那様のこと、そして愛猫・さくらちゃんを看取ったことなどを通して仕事に取り組む自分自身のことを綴っている。最後の長編小説となった『自転しながら公転する』では本屋大賞にノミネートされ、喜びの言葉に溢れたエッセイの後半は読んでいて鼻奥がツーンとした。そういえばコバルト小説作家だったのだなあ。あさイチに出演した山本さん、見たかった(動画探したけど見れず)

2023/01/28

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