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見知らぬ女子高生に監禁された漫画家の話3 (角川スニーカー文庫)

見知らぬ女子高生に監禁された漫画家の話3 (角川スニーカー文庫)

見知らぬ女子高生に監禁された漫画家の話3 (角川スニーカー文庫)

作家
穂積 潜
きただりょうま
出版社
KADOKAWA
発売日
2022-09-01
ISBN
9784041128831
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見知らぬ女子高生に監禁された漫画家の話3 (角川スニーカー文庫) / 感想・レビュー

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よっち

見知らぬ女子高生に監禁されてから三年。此方も学校に通えるようになり、冴えなかった漫画家にもアニメ化の可能性が浮上する第三弾。アニメ化は天才漫画家・折尾ロミに読者アンケートで勝つことが条件で、以前の漫画の勢いを取り戻すため、此方と再び監禁生活を始める二人。けれど積み重ねてきた日々が二人の関係を確実に変えていて、以前と同じようにはいかない現実や進路に悩む此方があって、頼もしい編集者のハルカさんのサポートやライバルの折尾ロミに指摘されながら、それぞれの答えを見出してゆく物語の結末にはぐっと来るものがありました。

2022/09/02

真白優樹

三年の時が過ぎ此方が進路に悩む中、漫画家がアニメ化のチャンスを迎える最終巻。―――監禁だって形は変わる、ならば心も変えられる。 それぞれの夢を見つめ周囲の助けを借りて歩き出す中、漫画家と此方の関係が一つの結実を迎える巻であり、愛が増えたからこその監禁、という形が心に沁みる巻である。これから先も色々あるかもしれない。関係だって変わるかもしれない。けれどそれが楽しみだから。わくわくしながら未来を迎えに行けるのなら、きっと何処まで進んでも彼等の未来は明るいままなのだろう。 うん、とても面白かった。

2022/09/05

リク@ぼっち党員

監禁から始まった奇妙な共同生活も完結。物理的に縛らなくても監禁はできるというのは確かにそうだなと。法律は言わずもがな、日本人大好きな同調圧力とか、幼い頃親に言われた何気ない一言が大人になっても心に刺さってるとか。この二人はそれが上手い方向に作用して、お互いの道を広げてくれたようでよかった。あと折尾先生は王者の風格があって本当にカッケーな…。ハルカさんも大人だし、周りに恵まれたことも二人が続けてこられたことの大きな要因だなぁとしみじみ思った。この関係が少しずつ形を変えながら、いつまでも続いていくことを願って

2022/09/04

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