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私たちの金曜日 (角川文庫)

私たちの金曜日 (角川文庫)

私たちの金曜日 (角川文庫)

作家
有川ひろ
恩田陸
桐野夏生
田辺聖子
津村記久子
山本文緒
綿矢りさ
三宅香帆
出版社
KADOKAWA
発売日
2023-01-24
ISBN
9784041132203
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私たちの金曜日 (角川文庫) / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

女性の仕事をテーマにした七人の女性作家によるアンソロジー短編集。 山本文緒さん「会社って面白いね」確かに仰る通り。 田辺聖子さん セクハラなんて言葉も無かった時代があったんですね(笑)。 綿矢りささん ん? なんですか、あっ作家さんのつぶやきですか。 恩田陸さん ドキドキ、えっ怖っ! 桐野夏生さん あはは、なるほど。 津村記久子 これが一番テーマにぴったり、そして面白い。 有川ひろさん これはもう仕事と言うより胸キュンですね(笑)。

2023/08/26

hiace9000

昭和〜平成の時代を背景に女性の「仕事」をテーマにした女性作家達のアンソロジー。あえて「お仕事小説」という語は避けよう。それは解説の三宅香帆さんと同意。この純粋にして複雑、一言で語り切れぬ悲喜交々を孕むテーマ、7短編それぞれの主人公の仕事と自己との関わり、また職場や働くことへの切り口、そして作品のチョイスや並び順に至るまで、これがもう実に手がこんでいて楽しめてしまう。誰もが感じる仕事への熱意ややりがい、ふと気づいてしまう職場の閉塞感や仕事への諦観。割り切れそうで割り切れない、仕事と自分との間合いを見つめる。

2023/06/13

いつでも母さん

女性と仕事のアンソロジー7編。既読の作品もあったが何度でも楽しめる。甘かったり、強かだったり、ドキリとするのもあり、ざわっとしたのもあってどれも好い。「花金」なんて言葉があったなぁと・・ふと。私が初めて働いた頃は土曜は「半ドン」・・そんな言葉はお若い方は知らないだろうなぁ(汗)次は『僕たちの月曜日』も読まなくちゃ。

2023/02/19

ひさか

2023年1月角川文庫刊。7つのお仕事アンソロジーの女性編。作家さんも女性編。解説は三宅香帆さん。津村さんのしごと話にすっかりのめり込んでしまった。仕事そのものの大変さ、面白さ、人との絡みをうまくとらえてあり興味深い。恩田さんのファンタジー要素な話に面食らってしまった。田辺さんはやはり田辺さんらしい話で、男性世界のマヌケさが楽しい。どの話も、描かれる世界がユニークで面白い。

2023/10/30

ゆみねこ

7人の女性作家のお仕事小説アンソロジー。津村さん有川さんは既読、綿矢さんは初読み。久々に読んだ田辺聖子さん、時代は少し古いけれど私が勤めていた頃の職場の雰囲気が伝わって面白かった。今なら表現上の問題を指摘されそうだけどあの時代ならではのこと。恩田さん、有川さんはやはり外れなし。津村さんも面白かった!

2023/03/18

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